新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

近頃気懸かりな話題

2018-01-14 08:11:23 | コラム
紀子妃の恍惚とジェラシー他:

週刊新潮は書いた:
13日の産経新聞の花田記凱の「週刊誌ウオッチング」には「今、こういうタイトルでこういう記事が書けるのは『週刊新潮』をおいて他にはあるまい。彼は1月18日迎春増大号のトップ「職員ご叱責の心因は『雅子皇后誕生』!紀子妃の恍惚とジェラシー」と紹介していた。

それではとばかりに読んでみると、「なるほど、良くもここまで言えたものだ」と感心する以外ないほど、多くの人というか何処かで誰かが考えてもとても言い出せる勇気が出ないような内容だった。この辺りまでに止めるが、興味を感じた方は今からでもお遅くはないかも知れないから、コンビニにでも走られたら如何か。

野外便所はFake news:
国際政治学者・藤井厳喜は「我が国のマスメディアはアメリカの反トランプのメデイアが垂れ流す fake news をそのまま流すだけでトランプ大統領が如何にも駄目なように報じている」と指摘していた。そこに今回のハイチを批判した如何にも「野外便所」と言ったように報じていた。私の耳には shithole と聞こえていたのだったが。

実は正直に言ってこの言葉を聞いた記憶はなく意味を類推するしかなかったが、どう考えても「野外便所」とは解釈できなかった。そこで、検索をしてみると「英字新聞社勤務」という方のブログには「野外便所は誤訳で、薄汚い奴らとでも訳すべきでは」とあった。念の為に、shithole をOxfordで見れば a very dirty or unpleasant place とあって、何処にも野外便所などとは出ていないのだ。意外にもWebsterにはshitという言葉が載っていなかった。朝日新聞が fake を流したのは仕方がないが、産経まで同調することはなかったと思う。

ICAN:

ノーベル平和賞を受賞したグループのことらしい。その事務長だったかのBeatrice Fihnというスエーデンの方が長崎を訪れた。ICANとは International Campaign to Abolish Nuclear Weaponsの略称のようだ。何処かに末尾のWeaponsが飛んでしまったようだ。日本語では「核兵器廃絶国際キャンペーン」となるようだ。

私は正直なところ、こういう運動をすること自体は否定しないが、余り好感は持てないのが残念だと思う。フィン女史は「日本の核兵器廃絶協定だかに署名せよ」と演説をされたそうだ。ニュースではそこだけ流れたので全体は解らないが、我が国が如何なる理由で批准だか署名だかをしないことくらい、フィン女史はお解りの上で言ったのだと勝手に解釈している。

こう言うことを我が国にわざわざお出でになって言う必要があるのかとでも言いたいような気がする。現今の国際情勢であれば、DPRKに赴かれて金正恩を説得されれば如何と申し上げたくなる。我が国にとってはDPRKの脅威の方が一層の重大な案件だと思うのだ。だが、こういう運動をすることは持て囃される世の中というか国際情勢でもあるようだ。



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