新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

今更だがW杯第二戦を振り返れば

2014-06-21 07:58:28 | コラム
残念だと言う以外ない引き分けか:

私は今となっては「最後になってしまうかも知れないコロンビアに勝ってくれれば、何点差でも結構だ」と些か絶望的に考えております。

私はあの監督の批判をずっと続けて来ましたが、このW杯での2試合での作戦は酷すぎます。香川を先発から外せば彼がどれほど傷ついたかは計り知れないでしょうし、プロとしての将来を危うくしたかも知れません。彼にそんな作戦を敢えてする権限があったのかと疑います。遠藤でも同様です。二回続けて先発から外した効果が何処にあったが私には解りません。何度でも言いますが、彼はこのW杯が終わった時点で辞任するのです。

戦法ですが、コートジボアールでもそうでしたが、非常に効果が挙がらない縦一発というか「ゴール前に高い球を蹴り込んで勝負する」作戦に出たのは理解不能で、焦りだったのでしょうか。三浦淳宏は「ショック」と表現。そうでしょう、平均190センチのギリシャを相手に小柄の岡崎や香川や大久保で勝負するのですから。吉田麻也を上がらせたくらいでは効果のほどは知れています。何故、得意の?パス回しで崩そうとしなかったのでしょうか。

私は「自分で4年間作ってきたティームをこれまで採用しなかった作戦で、W杯の場でずたズタズタにしてどうする気か」と怒っています。内田は香川から出た良いパスでペナルティーエリアで折角フリーになったのに、自分でシュートに行かず所謂「ラストパス」で格好を付けて失敗に終わった辺りは、「俺がやって見せよう」と言う気迫不足と責任逃れがアリアリ。

何れにせよ、「負けた方が弱いのだ」という原則は変わらないでしょう。残念です。試合をしてた方は必死だったのでしょうが。「批判する方が気楽で良いな」と選手たちから言われるかも知れませんね。


コメントを投稿