凄いものだと寧ろ感心している:
迷惑メール:
先ずは迷惑メールだが、昨年の11月初旬には毎日400本台だったものが、3日から300台に下がり、12月半ばには100を切るところまで減ってそのままに維持されていたのは良い傾向だと思っていた。ところが、先週辺りから急にOCNのブロッキングサービスの網の目を潜り抜けたのか、アマゾンのPrimeを騙るメールが毎日のように来るのだ。何故、そうなったのかを下記のように推理してみる事にした。
私のPC歴は2003年から始まっているが、それも言わば義理も絡んで止むを得ず導入したもので、決して自発的に意欲を燃やした訳ではなかった。その時に指南役だった愚息が何年か経った後で「便利だから」と、アマゾンも使えるようにしてくれてあった。だが、当方は立派なディジタル・ディバイド世代であるから、今日に至るまで10回とは利用して来なかったと思う。
だが、2~3年前だったかに、家内のミシンが作業中に壊れたので急遽(居合わせた愚息の助けを借りて)1台アマゾンで購入して急場を凌いだ。しかし、何故か知らないがその結果でPrimeとやらになり、毎月500だか600円を徴収されるようになってしまった。それは無駄な投資であると、今年になって愚息に解除して貰った後で、偶々私の体調が狂ってきたので、それを整える医療機器を購入した。確かに便利だった。
その直後からアマゾンのスパムメールの襲来が始まった。何年振りかの購入が彼ら小悪党どもの網に掛かったのだろうと思っている。それにしても、彼らの能力が高いのか、ネットというものにはそういう危険性があると理解して認識せねばならないのかと、今更ながらというか、遅まきながら学習させられている。それにしても、OCNはそれ以外のアマゾンを騙るメールをブロックしながら、これらのPrimeを僭称するメールを逃すのは何故だろう。
迷惑電話:
マスコミ報道等で「アポ電」なる窃盗か強盗団の手法があるとは承知していたつもりだ。我が家は30年以上も前から、この新宿区の一角にかかってくる怖い電話を未然に防ぐ為に、固定電話を「ナンバーディスプレイ方式」にしている。だから、知らない番号からの電話には出ないで済んでいる。だが、昨年の後半辺りからその種のでないで放置しておくと切れてしまう電話が増えてきた。
そこで二男の指導の下に「留守電になると何も言わずに切ってしまう電話の番号を記録して、検索をかけて見る事」にした。すると、見事な程に「不用品買い取り」、「不動産売買」、「住宅リフォーム」、「貴金属・貴重品の買い取り」、「世論調査?」等々の告知されていた典型的な「アポ電」と思える業種からの電話ばかりだった。その数は既に15本に達している。これらの番号の特徴は、一度留守電になってしまうと、二度とはかけてこない事のようだ。
それにしても、中には本当の商売の売り込みもあるかもしれないが、こういう手法で釣れる(フイッシング?)という確率を悪党どもは見込んでいるのだろうと思うと、当家のような高齢者世帯が標的にされるのも無理からぬと思ってしまう。本当に好ましくない時代の流れがと痛感させられている。
そういう点では、昨年の10月だったかにスマホからある物を購入した時には、契約終了後1時間程で、そのスマホにインチキな電話がかかってきたのには「時代の恐ろしさと凄さ」を充分に学ばせて貰えて恐れ入った。恐ろしくて困った時代になったのか、あるいは便利なのか私には解らない。だが、「全てのコインには表と裏の二面がある」という英語の格言を味あわされている。