新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2022年11月の新宿区の人口

2022-12-25 07:57:46 | コラム
22年11月の新宿区の人口は346,835人と対前月比90人の減少だった:

ここ東京都新宿区のこのコンクリート建築の我が家の今朝4時の室内の温度は19度、湿度は37%と「矢張り本格的な冬がやって来たな」と痛感させられた。昨24日は父親の祥月命日の墓参りに巣鴨の染井霊園に出掛けたが、冷たい風の為に体感温度は天気予報よりも遙かに低く感じさせられた。

先日、未だ慣れていない改装後のJR新宿駅で降りて西新宿駅に出てみた。矢張りそこには絶えて久しく見かけなかった外つ国(トツクニ)の人たちがトローリーケースを引き摺って歩いていたし、羽田空港行きのバスの停留所には人だかりがしていたし、そこから出てきた数人の非白人の集団が「これから何処に向かおうか」と話し合っているようだった。「なるほど、インバウンド促進策」の効果は挙がっているのは結構なことかと思った。

11月には新宿区全体の人口は90人の減少で346,835人となり、対前月比では△0.026%と本当に微減だった。その中でも外国人の39人の増加で40,386人となり、対前月比0.97%の増加だった。すなわち、4万人の大台を維持して全体の人口に占める比率も11.6%と10月から変わっていなかった。

しかしながら、大久保通りの山手線の外側を歩いて見れば、明らかに外国人の数が増えていると感じさせられるのは何故だろうと考えさせられる。実感としては北京語で大声で語り合う若者の数が増えてきたし、イスラム横丁に来る他都府県のナンバーを付けた車の路上駐車も増えてきた。異なる暦に基づいていると思う彼らが、正月用の買い物に来る訳はないだろうと思って見ている。

大久保通りの山手線の内側のKorea townも相変わらず老若女による大盛況が続いている。その賑わいは新宿駅西口や高田の場が駅周辺を遙かに上回っている。あれほど若き女性たちが韓国産化粧品や彼らの好みに合わせた韓国料理に群がるもだから、本場の感じを味わおうとばかりに、彼らが梨泰院等々を訪れたのだろうと察しがつく。大久保通りのあの部分は完全に韓国化されてしまっている。

平日でも山手線新大久保駅では「改札口に立ち止まらないように」とのアナウンスが聞こえてくるが、改札口を出た後の雑踏を通り抜けて我が家の方向に突進するのは容易ではない。初めて来られた方はこの凄まじい改札口での大混雑に驚かされておられる。彼女らによって「日韓親善」は無邪気に推進されているのだ。

偶に訪れることもある新宿区内の目抜き通りや歌舞伎町界隈は、既に第8波の襲来をものともせずにCOVID-19感染流行期前の賑わいを取り戻していると見えるが、それに伴って景気が上向いてきたという話しは聞こえてきていない。

我が家で買い続けている敷島の食パンはイオン系のマイバスケットの店舗では税込み¥181に値上げされてから店頭に置かれる数が減り、廉価のPB品(正しくはprivate labelなのだが)が数多く並べられるようになった。矢張り賢明な消費者は物価上昇に対して対抗策を講じておられるようだし、店側も対応しているようだと思って眺めている。

参考資料:新宿区広報 12月25日号