偶には肩が凝らない話題を:
本18日も都内の感染者が1,209人と、月曜日としては2番目に大きい数だったと報じられていた。こういう話題は本当に気が滅入るし、外に出るのが怖くなる。そこで方向を変えて、昨17日とその前日だったかに珍しくも見ていた卓球の話を。今回は日本選手権の中継だったが、コロナウイルスに対する配慮があって、シングルスのみの開催だったそうだ。私は手に道具を持って行うスポーツを得手としていないので、卓球もテニスも高校の体育の時間に戯れにやってみただけだし、卓球の選手たちの情報も詳しくはない。
16日だったかの準々決勝でかの張本智和が、世界のランキングで言わば格下の及川瑞希にアッサリと負けてしまうのを最初から最後まで見ていた。張本が負けることは予想もしていなかったが、1ゲーム目から元気がなく、ズルズルと為す術もなく負けてしまった。私は張本と言えばポイントを取る度に「チョーレー」と威勢良く叫ぶのが特徴だと認識していたが、あの負け試合では一度もその雄叫びを上げないのは不思議だなと思っていた。
それが後になって報道で知ったのだが、大会のルールとして時節柄飛沫が飛ぶだろう雄叫びというかけ声が、禁じられていたのだそうだった。張本がその「チョーレー」と叫ぶ事を禁じられたので、調子が上がって来なかったのかなどは知る由もない。だが、私はてっきり未だ高校生になったばかりの張本では、常に安定した試合が出来る域には達していないのかと想像していた。選手たちはPCR検査等を経て出場しているのだろうし、あのピンポン台の距離では飛沫が相手には届くまいと思っている。矢張り、張本が「チョーレー」と叫ぶのを聞けなかったのは残念だった。
昨17日は勝負の先行きを読みそ損ない、女子の決勝戦で石川佳純が伊藤美誠を最終ゲームで破り、5年振りで選手権を取り戻すところを見損なってしまったのは大失態。何故見切ったかと言えば、世界ランキング3位の伊藤が9位の石川からいきなり2ゲームを先取したのでは「勝負あった」と勝手に決めつけてしまったから。読みが浅かった。だが、この試合の両者の技術は素晴らしく、反射神経の凄さと瞬時に相手の動きを見切って意表を突くスマッシュを打ち込むし、それに反応して打ち返す技術には唯々感心するのみだった。特に何時果てるかも知れないラリーは素晴らしかった。
滅多に人を褒めない私が褒めるのだから、彼女たちの技術というかskillは世界的水準を抜くものだろうと思った。その伊藤の上には未だ中国の選手が2人もいるのだから世界は広いのだと、寧ろ呆れるほどだった。伊藤美誠は未だ20歳だそうだから、伸びしろがあると見たし、一層の努力をして中国勢を追い抜いて欲しいのだ。余談だが、この試合の解説をしていた女性の声に聞き覚えがあったのだが、アナウンサーとの掛けないの中で福原愛さんだと知った。あの愛チャンが結婚したくらいは承知していたが、解説をする年齢になっていたとは。今昔の感に堪えない。
本18日も都内の感染者が1,209人と、月曜日としては2番目に大きい数だったと報じられていた。こういう話題は本当に気が滅入るし、外に出るのが怖くなる。そこで方向を変えて、昨17日とその前日だったかに珍しくも見ていた卓球の話を。今回は日本選手権の中継だったが、コロナウイルスに対する配慮があって、シングルスのみの開催だったそうだ。私は手に道具を持って行うスポーツを得手としていないので、卓球もテニスも高校の体育の時間に戯れにやってみただけだし、卓球の選手たちの情報も詳しくはない。
16日だったかの準々決勝でかの張本智和が、世界のランキングで言わば格下の及川瑞希にアッサリと負けてしまうのを最初から最後まで見ていた。張本が負けることは予想もしていなかったが、1ゲーム目から元気がなく、ズルズルと為す術もなく負けてしまった。私は張本と言えばポイントを取る度に「チョーレー」と威勢良く叫ぶのが特徴だと認識していたが、あの負け試合では一度もその雄叫びを上げないのは不思議だなと思っていた。
それが後になって報道で知ったのだが、大会のルールとして時節柄飛沫が飛ぶだろう雄叫びというかけ声が、禁じられていたのだそうだった。張本がその「チョーレー」と叫ぶ事を禁じられたので、調子が上がって来なかったのかなどは知る由もない。だが、私はてっきり未だ高校生になったばかりの張本では、常に安定した試合が出来る域には達していないのかと想像していた。選手たちはPCR検査等を経て出場しているのだろうし、あのピンポン台の距離では飛沫が相手には届くまいと思っている。矢張り、張本が「チョーレー」と叫ぶのを聞けなかったのは残念だった。
昨17日は勝負の先行きを読みそ損ない、女子の決勝戦で石川佳純が伊藤美誠を最終ゲームで破り、5年振りで選手権を取り戻すところを見損なってしまったのは大失態。何故見切ったかと言えば、世界ランキング3位の伊藤が9位の石川からいきなり2ゲームを先取したのでは「勝負あった」と勝手に決めつけてしまったから。読みが浅かった。だが、この試合の両者の技術は素晴らしく、反射神経の凄さと瞬時に相手の動きを見切って意表を突くスマッシュを打ち込むし、それに反応して打ち返す技術には唯々感心するのみだった。特に何時果てるかも知れないラリーは素晴らしかった。
滅多に人を褒めない私が褒めるのだから、彼女たちの技術というかskillは世界的水準を抜くものだろうと思った。その伊藤の上には未だ中国の選手が2人もいるのだから世界は広いのだと、寧ろ呆れるほどだった。伊藤美誠は未だ20歳だそうだから、伸びしろがあると見たし、一層の努力をして中国勢を追い抜いて欲しいのだ。余談だが、この試合の解説をしていた女性の声に聞き覚えがあったのだが、アナウンサーとの掛けないの中で福原愛さんだと知った。あの愛チャンが結婚したくらいは承知していたが、解説をする年齢になっていたとは。今昔の感に堪えない。