湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

遠かった関内ホール。

2011-07-01 | zabadak
最初に思ったのは意地になって仕事してこなくてよかった
走ってよかった。

ということでした。

ぎりぎり乗れた電車、これの次でも到着は10分しか違わないしと
思っていたけど10分遅れたら聞けないところだった

「双子の星」
きれいだったなぁ。胸の内が震えた。
それから
「この空で会えるよう」

休憩前の幕が下りるタイミングもスピードもちょっと早すぎたように思います。
余韻が・・・というかまだ演奏中ってくらいだった。

休憩はさんで皆様衣装替、吉良さんはそのまま黒尽くし。
なんか吉良さんがすごくフツーの人というくらい多国籍な衣装な人たち。
楽器もだけど。馬頭琴て面白いなぁ。面白いくらい音が鳴る。
弦(馬の毛)が相当いっぱいついてるらしい。
尺八もいろいろ。長さによって音が違うとか
琴、弾く時に両手を浮かすようにする仕種がなんか好きで見入ってしまった。
アコーディオン紹介されずということは見慣れた楽器に入るのか?
吉良さんからはブズーキが紹介されていながら最後まで未使用ということで
アンコールで使うのねと思ってしまいましたよ。

そして後半の目玉。
尺八で「Poland」
琴で「Poland」

すごかったなぁ。
尺八ってぷぉ~っとゆっくり渋く鳴らすイメージしかないんですが
ポーランドのメロディが尺八で。すごかったです。渋いです。
そして琴も。いいなぁあのぴんとした音。

それから。
作成当時の吉良さんのお話。
当時、全然相手にされなかったとか、自己満足だって言われたこととか。
でも自分が満足出来ない音楽やっても面白くないって。
今も続けてるって。
その音楽が好きなので、続けてくれてうれしいです。
大好きだポーランド! 大好きだザバダック。
(今ちょっと浮気中だけどな)

なんでこんなに好きかなあと思うよ。新譜聞いたりライブ行ったりすると。
自分の中のどの部分が反応してるんだろう。

曲目はいただいたパンフ(ご挨拶?)より

1.HAMA(尺八ソロ)
2.善悪の彼岸
3.双子の星 ←ここから入場。この前も聞きたかった。
4.この空で会えるよう
5.PHANTASMAGORIA~走馬灯~
6.神の大地
7.風たちとの出会い~ARCADIA~ ←幻の小峰さんボーカル入りバージョン

休憩

8.砂の記憶(馬頭琴ソロ)
9.曙光
10.シンガポールの夜 ←ここのMCのつなぎのユトロさんうまかった。
11.POLAND~波欄
12.LUNATE~三日月 ← これ好きだった。
13.中国神秘紀行
14.夢海路

アンコール 
ウルルンの曲をもう一度と今度はボーカルなしバージョン。
吉良さんはブズーキで。

尺八の三橋さんがなかなか愉快なトークをなさる方で
尺八講義いろいろお話聞けて楽しかったです。
この方が地震や震災という言葉を使わず
あの揺れから何日、などと仰られてたのが印象的でした。

終演後ロビーで募金箱をもって出演者の方々が声を掛けてくださっていた。

次の時はもうちょっと近い会場だとうれしいなぁ。
でも素敵なホールだったので音も会場が大きいと大きいだけ
広がって、また人から人へ広がっていくかな。


東日本大震災復興支援公演
夢幻華紋/『夢海路(むかいじ)ライヴ』

【出演】
ExoticallyNeoclassicUnit
夢幻華紋(MUGENCOMON)

【メンバー】
三橋貴風/尺八
外山香/二十弦箏
吉良知彦(ZABADAK)/A.Guitar、Bouzouki
小峰公子(ZABADAK)/Vocal、Accordion
チ・ブルグッド/馬頭琴
手使海ユトロ/Produce&Synthesizer