湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

「鍵泥棒のメソッド」のほわいと。

2014-05-14 | キャラメルボックス辺りのこと
「鍵泥棒のメソッド」ホワイト初日。5/13 19:30
10列目くらいの下手で。

こちらは岡田さんがずるいですね。
いろいろずるい。大人はずるい。
たぶん、ブラックの方は畑中さんがずるいんだと思う。

ともかく楽しかったです。
あとね。黒の初日観た時、扉の移動がずいぶん多いので気になったんだけど
逆に、これ、手前に扉を持ってきて、一端中を隠してから開く、というのが
いい緊張感というか、ほどよい興味というか、想像する間があるというか。
扉を開ける人の気持ちに同調しやすくてよいみたい。
どきどきが加味される。

岡田さんのコンドウのスーツ姿と情けない桜井の格好の時の落差
桜井の時の肩の落とし方がうまいっていうか。見事っていうか。
あのシャツを着こなしててすごい。多田さんが着てる時はおしゃれに見えてたのに。
そして靴のあってない感がかわいい。
ニセ身分証はかとりたけぞう、と波多野とひーにーちゃんだったかなー。

多田さんの桜井の好きだったとこは、拳銃発見した時の包の開き方。
隅を一枚づつ開いて行くあの加減が面白くて好き。
桜井のアパートで「椅子どうぞ」って言われない内に座ってる時の
コンドウとの温度差。
あと、後半で入れ替わりがバレて、全部話せって机に腰掛けたコンドウに見下ろされて
縮こまってる時の後ろ姿。ちんまり具合が岡田さんの威圧感と相まってよい高低差。
岡内さんに泥棒言われてからのやりとり。
やっぱりここも逆アルジャーノンだなぁとか思ったり。
いろいろ見てみたい組み合わせが見られるのがよい。
大内さんと岡田さんの病院のやりとりもなんか贅沢でよいわ。

前田さんの翔子の「翔子は考えるのをやめました」の椅子の上で丸くなるところがかわいくて
お父さんは翔子の味方だっていうところで、なんだか泣きたくなって。
映像の西川さんのとこでは、わかってても泣けてしまって。
警官なふたりのやりとりはほほ笑ましくて。
ベッドの上で挽いてるコーヒーが後からふわっとやってきて、よい香りでした。

石原さんと小多田さんの思い出話は、黒よりも、
より、もほもほしい方向へ発展してて
…小指は笑いました。

そういえば、小多田さん畑中さんのというか
桜井のほっぺにもちゅーしてましたねぇ
毎回するのか。あれ。

大内さんもクイズかのとこ変えてたよな。

ラストの車の事故、下手からだとちゃんと事故に見えた。
あれ電信柱初日もあったのかな。気づかなかったわ。
前田さんのバン!が勢いよくてよいですね。

そして、岡田さんがずるいって思った決定打のラストシーン。
抱きあった後のあれ。すばらしくずるいです。

おまけ。たぶん。桜井の部屋に貼ってあったチラシ。


なんとなく、桜井って、自分の劇団の古いチラシとか貼りっぱなしかなと思ってたんだけど
一応これ、これからの芝居のチラシだからこの人、まだ芝居諦めてないんだなって
感じがしてよかった。

→と思ったら違ったよ!
このチラシ本棚に貼ったのコンドウな桜井じゃないか!
前半はなんか貼りっ放しっぽかったよ!
途中で目に付いたのはそういうことだったのね。
ごめんなさい。

→もひとつごめんなさい。
チラシ、もう一つ、かじもとさんの客演のものもあったようです。
最初っからだったのか途中からだったのか不明でさらに口惜しい。

そして、どちらの桜井からも唐突に感じた台詞
「工藤のヤツ鍵壊しやがって」かな。
桜井として戻ってきた時に部屋に入りながら言う台詞。
工藤、この部屋に来てるシーンなかったよなー
まぁ最初にポスト指定してるから場所割れてるか。
あれ、それともコンドウだった?て思ってちょっと考えちゃうのだ。
それともどっか見落としてるのか←この辺がだめだよな。

で、まぁ。両方見てやっぱり畑中さんの桜井が好きで、
お風呂の券見つけた時の桜井、畑中さん自分の体匂ってから行くことにしたりとか
他にもいろいろ、仕草が余計にあるところが、
なんか愛すべき駄目な人って感じで好きなのかなぁ。
ま、ファン目線なのでその辺、だめだめなんですが。

でも、最後の猫娘のハート撃ち抜く「かわいい」は
畑中さんのを上手、多田さんのを下手で見たせいか
多田さんの「かわいい」に撃ち抜かれました。
ここの笑顔ずるい。
ずるいばっかりだわね。でもあの笑顔はずるいよー。

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