湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

音楽のつどい。

2014-03-10 | zabadak
「福島で子育て中の家族集まれ! 音楽のつどい」
3月9日(日)13:30 @福島市音楽堂大ホール
出演:ZABADAK、伊勢崎賢治with福島高校ジャズ研究部、菊池誠、池田香代子、安齋育郎、ほか

zabadakのお二方が参加されるというので行って見て参りました。
コンサートでしたね。
歌に静かに身を浸すようなそんな気持ちになりました。

第一部 ZABADAK コンサート
第二部 今福島・渡利で子育てしながら思うこと
第三部 ジャズヒケシ



割と後ろの方に座ったのであまりはっきり見えなかったのですが
(度の強い眼鏡忘れて行ってしまった)
吉良さんは黒シャツに黒パンツに黒靴に鈴。もう譜面台ではなくどこでもipadなのだな。
小峰さんは黒シャツに黒のロングスカート。黒地に黒で模様が入ってたような。
右上に小さくお団子な髪形がかわいい感じでした。

まず一曲ジャズヒケシの方が演奏してから司会進行のお姉さんが登場して
お二方を呼び込み。zabadakの小峰さん吉良さんという順だったので
やはりこのイベントは小峰さんありきなのだなと。まぁそのせいではないかもしれないけど
吉良さんはなんだかお客さんのような大人しめな気がしたりなんだり。
ちゃんとお呼ばれモードだったのかもなぁ。

1.遠い音楽
2.いのちの記憶
3.Still I'm fine
4.にじ・そら・ほし・せかい
5.相馬二編返し
6.Wonderful Life
7.はじめてうたったうた
8.光の庭で

パイプオルガンを背景に天井高く音が浮いて満たして
消えて行くのを見てたような。
響きが水に溶いた絵の具のように広まって薄れて透明になるような。
客席の前後や左右の広がりだけでなく、天にも流れて行くような
音をうたを聞いてた気がする。

遠い音楽の素晴らしい楽器だから~のところの吉良さんの声が、すごく好きで。
少しねじれてて。くぐもった強さがとても好きで。
小峰さんのシロフォンかな。奏でるメロディーが
乾いた野にぽちぽちと咲くシロツメクサのようで、希望を感じたり。
私が、今年初めて聞くWonderful Lifeがここなのか、などと思ったりして。
夕立の空~からいつもじゃかじゃかと強くなるギターが
わりとしっとりめだったのが静かな祈りのようで。
民謡とは思えない相馬二篇返しは楽しんで。
光の庭では小峰さんマイク無しで歌われてました。
道中見えてた、東京で見るより近い山々を思い浮かべて聞き入りました。

帰りに色々な場所からバスで皆さんで来ていたのだなということを知りました。
今日聞いた音楽が小さく咲いた花のように気持ちに灯りますように。
よりよい方へ進んで行けるといいなと思います。

そして余談。
せっかくの旅なのに時間がなくて、こんなことに。


帰りの駅弁はせめて、地のものっぽいのを選んでみました。