アジアの手仕事~生活と祈り~

アジア手工藝品店を営む店主が諸国で出逢った、愛すべき”ヒト・モノ・コト”を写真を中心に綴らせていただきます

トラジャ渡り(伝世) 17-18c鬼手インド更紗

2015-06-11 00:48:00 | 染織



製作地 インド  
製作年代(推定) 17-18世紀
渡来地・使用地 インドネシア・スラウェシ島トラジャ
素材/技法 木綿、天然染料 / 木版捺染、媒染、二枚接ぎ、片面染め
サイズ 約160cm×約230cm



















●参考画像1
京都・祇園祭の山鉾(鯉山)の旧胴掛として用いられた同手の鬼手インド更紗
19世紀半ばに京都の地にもたらされたもの(製作は18c以前と推察される)


布左右の赤布(その他上下の布等)は胴掛とされる際に付されたもの

※上画像はMIHO MUSEUM刊「江戸の異国万華鏡-更紗・びいどろ・阿蘭陀」より転載いたしております



●参考画像2
掲載のインド更紗を茶道具(箱)の包裂とした際のイメージ画像



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