とうとう徹夜

昨日の夕方、安易に受けた民放のリサーチの仕事、簡単に終わると思ったら今朝７時頃迄かかってしまいました

仕事内容は、今週日曜日の夕方６時からの日○テレビで放送の「真相報道バ○キシャ！」で、今回は北朝鮮の核実験ネタを取り上げる為、米国で今まで行われた核実験の衝撃映像を使いたいから、それを探して、版権元に交渉してくれというのです。

今は本当に便利な世の中です。インターネット上で、幾つかのキーワードを入れれば大量の情報が出てきて、それらを絞り込みます。そこまでは最近のＮ○Ｋの仕事でやっていたリサーチと変わりありません。昨夜の仕事は検索したものから核実験の映像を持っている版権元を探り、インターネット上でその内容を確認。今はビデオクリップという機能があり、インターネット上でもいろいろと画像が見られます。そして該当しそうなものをとりあえず、ディレクターに報告し、ディレクターの選んだ版権元に今度は電話を入れてみます。

昨日はアメリカのネバダ州にある組織が交渉先だったので、こちらの午前０時頃（米国の午前８時頃）にその組織の代表番号に電話を入れてみます。そこから３～４時間は担当部署を探すのをたらいまわしにされ、漸く見つかったと思ったら、今度はお昼休みになってしまい、電話が通じなくなってしまいました。そしてこちらの午前５時頃、漸くまた電話で担当部署につながったと思ったら、担当者が今週一杯休みだと言われます。でもどうしても今週中に映像をゲットしたいと大騒ぎして、漸く話がまとまったのが、６時頃。それからディレクターに報告し、やっと７時頃、ベッドに倒れこみました。

間もなくして電話が鳴りました。出てみると大学時代の恩師からです。

実は先月、大阪から大学時代の友人が上京し、大学時代の思い出話を明け方迄していて、今年は卒業後１０数年経っているから恩師を交えて同窓会を開きたいという話になったのです。恩師は上智大学を退職後、広島や岐阜の大学で授業を教えていらしたのですが、大阪の友人が仕事の合間を縫って先生の捜索活動をし、私も仕事の合間を縫って、未だに交流のある大学時代の友人の名簿作りをしていました。2人で、着々と同窓会の準備をしていた訳です。１０数名の同期生に連絡をし、先生にもメールで連絡を取って、同窓会は今月２８日に開催されます。

その恩師から今朝７時に電話が入ったのです。先生は上智を退職してからもう何年もなるのに我々が探し出し、同窓会を計画していることを大変喜んで下さり、とりあえず、声を聞きたくてと言って電話を下さったのです。朝７時に…

思い返せば、この先生よくウチにご飯を食べにいらしたり、私や同級生たちを伊豆の温泉に連れて行って下さったり、何故か日本文学の翻訳の第一人者のサイデンステッカー氏と先生とウチの母と三人で上野の森鴎外の住んでいた家を見に行ったり、家族ぐるみでよくしていただいたのです。でも上智を退学して先生が広島や岐阜に行かれたりしている内に私は先生の連絡先がわからなくなってしまいました。そんな先生からの早朝の電話はとても嬉しかったです。

結局、その電話で寝るタイミングを失ってしまいました。昨日も殆ど寝ていない…これから少し仮眠を取ります。そして２３時に日○テレビに行って、今朝方までの作業の後処理をしなければなりません