目が点…ドン引き…理解できない…

いやぁ～昨日のロケ、度肝を抜かれました。面白いというか、個人的にはキモかった…あんな集団には仕事でなきゃ接する機会は私には絶対なかったと思う…

昨夜のロケは「アニソン」を海外のバイヤー達に売り込むイベントだったのですが…海外のバイヤー達は会場の２階席で何名ものアーティスト達の歌を聴き、１階のアリーナではオタク軍団の観客が応援。

何に驚いたかって、勿論このおタク軍団です…ありえない…ブリブリのアニソンシンガーたちが不思議な雰囲気をかもし出しながら歌っていると、彼らオッサンたちはペンライトを振るのですが、皆、バラバラ…それどころかリズムにさえ合っていない…音痴の私でさえ「なんじゃ、この動き！？」って感じでした。

群衆の中には体をクネクネとくねらせ、自分をハグしながら踊る人も居れば、パンクロックを聴いているかのように「アニソン」で激しくジャンプし続けるオッサンもいて…極めつけはバックダンサーとして子供達がステージに出てきたら、いきなり前列にいた手ぬぐいを首にかけた禿デブのオタク君がステージに背を向け、突然イナバウワーをし、女子達のスカートの中を見てるらしい行動…私はステージよりも彼らに視線が釘付けとなってしまいました。

で、シンガーが曲の合間に「皆、のってるぅ～？」と聞けば、「はぁ～い」との返事。こういう時って普通は「イェーイ！」でないの？そしてシンガー達がステージから去る時は「行かないでぇ～。いつもずぅっと一緒にいたい…」ってマジキモイ…。でもスタッフと私の背筋を凍りつかせたのは例のイナバウワー男…彼の「触りたぁ～い…舐めたぁ～い…」という声援（？）が私達のマイクに飛び込んできた時には悪寒が走った…（今夜も絶対、悪夢にうなされ、また熱が上がりそうです）

まぁ、彼らの興味対象ですし、今夜は仕事でしたから、私は何も批判はしませんが、到底、私には理解できない世界というか、空間を東京のど真ん中で目の当たりにしてきました。前にある方が首相の時に「日本のマンガは日本の文化として世界に発信」みたいな発言をしたと思うんですが（もしかしたら、私の記憶違い？）、本当にこんなのが日本の文化として認められるのかと思うと、悲しい…と「私」は思うけど…

ロケがバネたのは２２時近く…天気のせいか、はたまたロケで、目の当たりにした群集のせいか、帰りも寒気がして、一刻も早く熱いお風呂に入りたかったのだけれど、風邪薬を飲む都合上、帰りは品川のファミレスで一人寂しく、サンドイッチをかじって帰ってきました。
　　　　　　　　
　　　　　　　　（トップの写真は今日の会場の入り口のイルミネーション）
しかし、今年は本当に「H」とか、「ドバイ人」やら、「馬鹿ドクター」とか、「オタク」やら変な奴らにやたらと遭遇する年だったなぁ～