母の病状がホッとした先月、ふと、ある友達のことが頭に浮かびました。Nちゃん、どうしているかなぁ~久しぶりに会いたいなぁ~と
色々とスキャンダルの多い彼女…報道だけをみていると嫌なのイメージばかりだけど、10年近く前にある知り合いからの紹介で友達になった。別に友達になりたいと思う相手ではなかったけど、母がまず彼女は可愛いと大絶賛するので、私もよくよく彼女を観察してみると、さみしそうなオーラが少し出ているものの、大勢でいる時には皆に気を使って、場を盛り上げて、食事をしている時は皆のお皿が空になっていたら、さりげなく食べ物をよそってくれるような良く気のつく人だった。そして、誰かの家でのパーティーで終盤になるころ、私が食器を洗いに立つと彼女も必ず私と一緒に食器を洗ってくれた。
そんな彼女を母は可愛がるようになり、ウチにも遊びに来たことが何度かあるんです。
最後に遊びに来て、帰る時にママが「Nちゃん、また遊びに来てね」と声をかけたら、にっこりと可愛い顔をして、「はぁーい!ありがとうございます。」
その時、丁度、彼女は色々と不遇だった時期で、最後に「今度来るときは色んな意味で良い報告ができるようになったら、堂々と皆と会えるようになってからに遊びにこさせていただきます!」と笑顔を浮かべて帰って行った。
この2年程、私は祖母や母のことでいっぱいいっぱいで、たまに彼女のことを思い出すことがあったけど、なかなか連絡を取る機会もなく、先月ふと思い出したのです。
そんな矢先、テレビで「末期的症状」という彼女の報道をみて愕然とした。
彼女に連絡したい衝動に駆られるも、今はただでさえ体調が悪い上、マスコミ対応で大変であろうとから見守るしかないかな…とこの数日は家で悶々としていた。
で、昨日は25年来の付き合いの友達から今、近くにいるんだけど…と連絡があり、久々によく遊んでいた3人で会うことになった。大学の頃から祖母の介護が大変になる前まではよく一緒に遊んでいたこの二人と久々にゆっくりと会うことができて、昔の思い出話や、近況報告をしつつ、皆、最近、目が悪くなった、物忘れがひどくなった、白髪だらけだ、老後が不安だと年寄り自慢になり、久々に会えて嬉しかったんだか、悲しかったんだか、微妙な気持ち。
そして今日は朝からテニスに行ったものの、コーチは風邪ひきで、声が出ずに何のアドバイスもしてもらえない状態…その後、広尾のクリニックに花粉症の薬を貰いに行ったら、風邪ひきの人たちが30人くらいいて物凄く待たされた(;_;)そして、その足で母の所に寄り、母を連れて買い物に行くも、マナーの悪い人がいたから注意したら、母に「一々、文句を言うのはやめなさい」と釘を刺された。
でも、間違っているから注意したのに、何故、私が怒られるのか!?とムッとするも、この2年間、母に何を言われてもグッと飲み込むことに慣れてしまった、私、またグッとこらえる(--〆)
その後、母を送り届けた後、麻布に戻ると、マンションのことでありとあらゆることを文句を言う割には自分は非常識なことばかりしている住人の揉め事があり、ペリーに私が「自分はなっちゃいないのに、人に文句を言う資格はないんぢゃない?」とポロっと他人事のような発言をしたら、その人に、私が言った言葉をペリーがまたペリカンのようにチクったから、ちょっとややこしいことになってしまった。こうなったからには、黙っていられない私、理路整然と相手をやり込めて、一件落着したのですが、帰宅後、その話を電話で母に話したら、「さっきも言ったように、貴方は正しいけど、どうしてあなたはいつもそうやって丸く収めずに、全て悪いことは悪いと言って相手をやり込めるの?はっきり言って丸く収められない貴方は馬鹿としか言えない」とまた怒られ、ムカァーっとする私。
あまりにもムカァーッとしたので、友達にどう思う?と電話をしてみたら、「確かにあんたは正しいけど…敵はなるべくつくらないように…」とまた大人な発言が返ってきた。
が、やはり納得が行かない。なぜ、皆に丸く収めろと言われるのか…そりゃ、適当に聞き流したりするのは簡単だけど、見て見ぬふりをすることって、何も解決せずに、相手が調子こく羽目になり、世の中悪くなる一方だから、やっぱり間違っていることは間違っているというべきだと私は思うんだけどなぁ~正しいことを言って、もっと利口になれなんて言われて、何か解せないわぁ~と悶々としていたら、今朝の風邪ひきのテニスのコーチとか、クリニックの風邪ひきだらけの待合室で待たされたからか、何となく風邪のひきはじめのような感じになってきた。
やばいから今日は早く寝ようかなぁ~なんて思っていると、家の固定電話が鳴り、出てみたら、去年の2月26日に亡くなった大学の同級生のお母様からだった。先日、既に一周忌のお香典とお供え物をお送りしているし、彼女の一周忌はお身内だけで22日に終わっているのに何だろう?と思っていたら、ご両親が命日に一緒にお墓参りに行って頂けませんか?という電話だった。聞けば私のことを本当に彼女は好きでいてくれたようなので、一周忌には声をかけなかったけど、お墓参りは是非お願いと言われ、断れる訳もなく、明後日、ご一緒することになりました。
でも正直、彼女のことを思い出すだけで、まだとてもきつい…その上、憔悴しきったご両親にお会いするのもつらい…それでもやっぱり行くべきだとわかっちゃいるけど、何だか、今週はとても気分が沈みます。
年明けに今年は気持ちも含め、色んなことをポジティブに持って行こうと思っていたのに、今週はちょっとブルーになった。
ブログに、ウダウダとこんなことを書くのも如何なものかと思いますが、ついついブログをはけ口にしている自分、ちょっと反省です…
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