気ままに

大船での気ままな生活日誌

続・深夜食堂

2016-11-13 06:02:33 | Weblog

おはようございます。早朝から深夜の記事でごめんなさい(笑)、先日、みてきた映画”続・深夜食堂”の感想文です。

この映画は、タイトルから分かるように、第二作目である。2015年に公開された”深夜食堂”がヒットし、日本だけではなく、台湾、韓国、中国などでもブームとなったようだ。そのニュースを聞いて、続・深夜食堂をみてみたいと思っていた。11月11日、辻堂をうろついていたとき、ショッピングモール内の映画館で、これが上映されていることを知り、これ幸いと、躊躇なく入った。

映画をみて、なるほど、これなら、日本人だけではなく、東アジアの人たちも感動するだろうな、と思った。舞台は新宿辺りの路地裏の小さな食堂。営業時間は、夜中の0時から朝まで。”めしや”という店名はあるが、誰言うともなく、”深夜食堂”。店主は小林薫で、メニューは豚汁定食だけだが、お客の要望で焼肉定食でも、焼うどんでもつくる。カウンターだけの小さなお店だが、お客は、常連さんのほかに飛び込みもいて、結構賑わっている。

ここに集う、お客の人生模様が三つほど披露される。はじめは,ここの焼肉定食が大好きな女性編集者の物語。ストレス発散法は、喪服を着て歩くことなのだが(笑)、最近、実家の葬儀で知り合ったいい男(佐藤浩一)とつきあいはじめ、機嫌がよい。しかしながら、実はその男は・・・その先は、(これから映画を見る人にために)言えません(笑)。

第二話は、焼うどんの好きな近所の蕎麦屋の息子の物語。15歳年上の女性と付き合っているが、母が猛反対する。しかし、母はその女性と深夜食堂で会って、気が合い、盛り上がっていたことを知らない・・・その先は言えません。

第三話は、豚汁が大好きな九州から出てきたお婆さん。息子の同僚という人に大金を渡したが、どうも”キテキテ詐欺”にあったらしい。おまわりさんに深夜食堂に連れて来られる。でも、母と息子にはこんな悲しい過去があった・・・その先はいえません。

というふうに、どこにでもあるような、もしかして、あなたもそうだったような、男と女、親と子の物語。店主とのなにげない会話とおいしいお料理で、心の重荷をそっとおろし、元気を取り戻す人々。ちょっぴり悲しくて、ちょっぴりおかしくて、心あたたまる、とてもいい映画でしたよ。第一作もみたくなってしもうた。あたたかい豚汁も食べたくなってきてしもうたなぁ。

。。。。。

安倍夜郎のコミックの映画化。監督:松岡錠司。出演:小林薫(店主)、河井青葉(女性編集者)、佐藤浩市(香典泥棒)、池松壮亮(蕎麦屋の息子)、キムラ緑子(蕎麦屋の母さん、夫の17回忌を終えたところ)、小島聖(年上の女性)、渡辺美佐子(九州のお婆さん)、オダギリジョー(飄々としたおまわりさん、結構、重要な役回り)、井川比佐志(お婆さんの義弟。義姉が小さな子供を置いて、家を出た過去を語る)ほか 。

さて、今日もいい天気。これから箱根の紅葉見物の予定。でも、ゆっくりはできない。九州場所がはじまるからね。それでは、みなさん、今日も一日、豚汁でも食べて深夜まで、お元気で!

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