おはようございます。
雨が上がってきた午後、ふらりと出掛けた先は、湘南モノレールの終点、湘南江の島駅に近い常立寺。ここは枝垂れ梅で有名だが、彼岸花もあったような気がする。境内のあちこちに紅や白の彼岸花が咲き乱れている風景が頭に浮かんだのだ。はたしてどうだったか。
常立寺の彼岸花
また雨がまた降り始め、暗くなり、まだ3時過ぎなのに山門前の提灯だけではなく、常夜灯の青い灯りまでともっている。夕方のような雰囲気。
山門をくぐると、おっ!巨大な曼殊沙華!よく見ると六地蔵さまだった。
境内にあちこちというのは妄想だった。実際は、本堂前の庭園に紅白の彼岸花がかたまってあるだけだった。それでもインパクトはある。
紅白が半々ほど咲いている。ちょうど見頃だ。
ちょうど見頃の紅白の彼岸花をしっとりと見ることが出来、満足。駅に戻る道すがら、真夏の花、凌霄花がまだ勢いよく咲いていたのには心が和んだ。この花は、名前の通り、霄(そら)を凌ぐ花で大谷翔平の花としている(笑)。いよいよ大谷もポストシーズンに入るが、10月いっぱい咲き続けてほしい。
極楽寺の彼岸花と萩
このまま帰るのはもったいないので、江ノ電で極楽寺駅へ出た。これも不鮮明な記憶だが彼岸花が咲いていたような気がする。行ってよかった。彼岸花だけではなく萩も見頃だった。雨も上がっていた。
山門前の萩
参道脇の彼岸花が整列して迎えてくれる。
本堂前両脇に百日紅(左)と八重一重咲き分け桜(右)の銘木がある。その下に、彼岸花が咲いている!
百日紅の下の紅白の彼岸花。寄らば大樹の陰か。
ちょうどみごろですね。
麻を背景に
八重一重咲き分け桜(御車返しと同種)の下にも。
忍性上人ゆかりの千服茶臼と製薬鉢の遺構の前には白の彼岸花。
お地蔵さんのうしろの白萩。境内のあちこちで萩が咲いている。
帰りに極楽寺駅前にも彼岸花がかたまって咲いているのに気付いた。
極楽、極楽と言っているのが聞こえた(笑)。ぼくも、両寺でこれだけ曼殊沙華をみられて極楽、極楽じゃ。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!
曼殊沙華、彼岸浄土への導きを思え、頭を垂れましたです。
お寺さんには、似合いますね。
群れて咲くのも、ちらほら離れてにも風情が。
萩の花に、晩秋の想いが重なります。
こころにしっとりの画像、いつも感謝にて。
ありがとうございます。