おはようございます。
小規模の彼岸花なら鎌倉のお寺さんで見られるが、何万株という大規模な彼岸花苑は近くにはない。500万株ともいわれる日高の巾着田を初めて見たとき、その壮大さに度肝を抜かれた。その後、数回訪ねているが、ここ5年ほど行っていない。やはり年のせいか、何度も乗り換えて、片道3時間はたっぷりかかる巾着田はもう無理かなと思うようになってきた。そんなとき、府中の郷土の森に40万株もの彼岸花が咲き誇っているというニュースを見た。ここなら、東海道線、南武線を乗り継いで1時間半ほど。よし、いくぞう!と昨日、初見参した。
南武線の分倍河原駅からバスで10分ほど、郷土の森博物館正門前で下車。入場料を払って苑内へ。広大な敷地で、案内板には苑内の右半分全域にわたって彼岸花のしるしがついている。
初めてなので、なるべく全区域をと、地図の上の方から廻った。しかし、はじめに現れた彼岸花はまばらな群落で、それもちょっと盛りを過ぎた感じ。たいしたことないなと思いながら進むと、あっ!と驚く曼殊沙華!突如、密生した彼岸花苑が目の前に。
これから先は、もう曼殊沙華だらけ。なお、曼珠沙華はサンスクリット語のmanjusaka。”天上に咲く赤い花”という意味だそうだ。
ひと昔前の府中では、多摩川近くに水田が広がり、土手や用水路の傍らにこの花がたくさん咲いていました。そうした昔なつかしい風景を再現しようと、近くの農家から球根を譲り受け、植えたのは10年以上も前のことでした。その後、地道に博物館スタッフが植え続け、現在はなんと40万株に。「第2回 曼珠沙華まつり」開催です。懐かしい秋の風景を心行くまでお楽しみください。(案内より)
梅林に植栽されている。巾着田の1/10の数だが、写真でみる限り、負けないかも(笑)。
赤い花なら 曼珠沙華 阿蘭陀(おらんだ)屋敷に 雨が降る
次々と彼岸花苑が現れる。
ちょうど見頃ですね。
特等席で一休み。巾着田に比べると人もずっと少ない。
白一点(笑)
どこかで水の音が。近づくとりっぱな滝が。
小川のせせらぎも。ここには白い彼岸花が並んでいる。
その先には田圃があって、あぜ道の彼岸花も見られる。
稲穂と彼岸花
この大木は根尾谷の淡墨桜の子孫とのこと。その下に彼岸花。
仲良く、紅白の彼岸花の群生。
川を渡ると出発点に。旧府中郵便取扱所を背景に。
郵便ポストと彼岸花
明治初年、郵便取扱所になった矢島家住宅。丸い郵便窓口。その下に黒い角柱形の郵便ポスト。
旧府中町役場を背景に。
大正10年竣工
島田薬舗 (明治21年)
旧河内家住宅(ハケ上の農家)。明治時代後期。
旧田中家の住宅(府中宿の大店)一部がうどやさんになっていて、ここでお昼をいただいた。
とてもすばらしい彼岸花の群生でした。ここなら80代になっても行けるゾ。来年も是非!
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!
近くに・出かけられる範囲で、これ程の群生。
何とも手間暇の懸かる作業に感謝。
こどもの頃には、田の畔に咲く彼岸花を見ては、もの悲しさを感じました。
曼珠沙華、との云い方には、釈迦の訓えがありますね。
信心はとんとご無沙汰ですが、壮観な風景。
お疲れにはなりませんでしたか?
お連れ下さり、感謝申します。
数年前、2万株ほどだったのを博物館の皆さんが一気に40万株に増やしたようです。ほんとに感謝あるのみです。
好きなことをしているときは、何でも疲れないものですね。
ありがとうございました。明日からいよいよ大谷、登場です。先頭打者ホームランを予告しておきます(笑)。
>ここなら、東海道線、南武線を乗り継いで1時間半ほど。
いやー、相変わらずお元気ですね。
私もそろそろ出掛けるべき季節がやってきたというのにいっこうに腰があがりません。
>あっ!と驚く曼殊沙華!突如、密生した彼岸花苑が目の前に。
この一角だけでも素敵です!
>これから先は、もう曼殊沙華だらけ。
はっはっは
>曼珠沙華はサンスクリット語のmanjusaka。”天上に咲く赤い花”という意味だそうだ。
そうだったのですか!
私が初めて心に響いた曼珠沙華は、加古川市の天台宗の寺院の境内でした。
>・・・植えたのは10年以上も前のことでした。その後、地道に博物館スタッフが植え続け、現在はなんと40万株に。「第2回 曼珠沙華まつり」開催です。
これは凄い、と言うか凄すぎです(笑)
>赤い花なら 曼珠沙華 阿蘭陀(おらんだ)屋敷に 雨が降る
昭和14年の「長崎物語」、聞いてみました、これ子供の頃なんでしょうね、なんども聞いた気がします。
黒いリュックを背に、夢中で写真を撮っているお嬢さん、きっと幸せの絶頂でしょう。
>次々と彼岸花苑が現れる。
この路もいいですね~。
>特等席で一休み。巾着田に比べると人もずっと少ない。
天上界に居る気分ではなかったですか?(笑)。
>白一点(笑)
あら、ぐぐってみると「『白一点だと、白髪頭の老人が一人というイメージ』という人もいました」という文が出てきました。
多数の女の中のただ一人の(白髪の)男だったら私です。
いいですね~、でも私だったら緊張して、ジョークの一つも言えなくなるかも(笑)。
黒っぽい樹木は何の木でしょう?
>どこかで水の音が。近づくとりっぱな滝が。
オアシスですが、あまりにも整った形状から、造られたものなのかな?なんて想像してしまいました。
>稲穂と彼岸花
これが原風景なんでしょうか?
>この大木は根尾谷の淡墨桜(うすずみざくら)の子孫とのこと。その下に彼岸花。
樹齢1500年の国の天然記念物のひい孫?に彼岸花が供えられているとはお洒落ですね。
>郵便ポストと彼岸花
愉快です。
秋が満喫でき、有難うございました。
これだけ豪華な曼殊沙華を見たのは巾着田以来のことで、満足しました。これから毎年、出掛けようと思っています。
博物館の方が自力で球根を植え、増やして行った努力には頭が下がります。ほとんどが梅林の中ですが、一部、田圃をつくり、そこに彼岸花を植え、原風景をつくったのもいいいですね。稲穂と彼岸花はよく似合います。
加古川のお寺にもいい彼岸花があるようですね。近所だったら、行きたいところです。曼殊沙華というといつもこの歌を思い出します。子供の頃、自然と耳に入っていた歌ですね。
いよいよ、明日から大谷ドジャーズが始動しますね。大谷は自信まんまんのようですが、山本投手が心配ですね。つい、ソウルでのパドレス戦を思い出してしまいます。でも、リベンジで完封、勝利投手を願っています!
こんなに沢山の彼岸花の群生を
目の当たりにしたら
思わず、すご〜いと感嘆の声が出てしまうでしょう
思い切って、お出かけしたかいがありましたね