熱海の来宮神社の大楠は、熱海梅園とセットで訪ねることが多いので、もう何度、来たことか。今回は、梅の季節ではないが、わざわざ訪ねてみた。前日の湯河原の巨樹、柏槇を見物した影響かもしれない。
本殿にお参りし、その脇の道を少し、行くと、突然、目の前に大楠が現れる。思わず、ははあと土下座したくなるような風格。本殿より、こちらの大楠の方が、むしろ神さまらしい。実際、江戸時代には木に宿る神さま、”木の宮神社”と称されていたとのこと。
樹齢2000年という。幹を一周廻ると、1年、寿命が延びるという伝説。三回廻る(笑)。
大楠の横には川が流れている
洞に神さまがいらしゃる。
苔むす
天を仰げば、若々しい。いつも青春。2000歳とは思えない。
日本三大巨樹のひとつ。鹿児島の楠が一位。二位がこれ。本州ではナンバー1。ふと、ぼくの小学校時代の恩師、N先生のことを思い出した。先生の退職後の趣味は、日本巨樹巡りだった。年賀状にいつも写真をのせておられた。きっと、この三つも制覇されたはず。
この神社には、樹齢1300年の第二大楠もある。300年前の落雷にも負けず、がんばっている。
石の神さまもいらっしゃる。弁天岩。
よくみると、蛇の親子がいる。
御鳳輦(ごほうれん)
毎年、7月16日に浜降り神事があるとのこと。来年は是非!
お神輿も。
本殿
素晴らしい、来宮神社の大楠さまでした。
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