東京の満開桜（4）新宿御苑

千鳥ヶ淵の桜をみたあとは、いつも北の丸公園に廻るが、今年は新宿御苑に行ってみた。御苑は四季折々、幾度となく訪ねているが、ソメイヨシノが満開のときには一度も行っていない。もう少しあとの、八重桜のときか、逆に、少し前の寒桜のときばかりだった。大きな桜園があるのだが、これが満開になったら素晴らしいだろうなと、固い蕾ばかりの桜苑の中で一本だけ咲いていた大寒桜をみていたとき思った。今年こそと、その時、決心していたのだ。

想像した以上の豪華さだった。桜園はもちろんのこと、広大な敷地の中に巨木の桜があちこちにあり、それぞれがまた、女王様のように華やかに君臨しているのだ。その木の下に、まるで、女王様の召使のように、人々が群がっている。お花見ござを敷き、お弁当を食べているグループも多い。そうそう、千鳥ヶ淵もそうだったけど、あちこちで外国語が飛び交う。お花見はすっかり国際的になったようだ。この景色をみたら、誰でもリピーターになってしまうだろう。

千駄ヶ谷門から入るとすぐ目の前が桜園。ソメイヨシノが中心だが、大島桜もちらほらと。

ソメイヨシノ

オオシマサクラ

枝振りが見事

紅白のハナモモをみて

そろそろ桜の園から外へ出てみましょう。

モミジもすっかり若葉になって

もみじ山の向こうの池にも桜が！

広場に出ると、ピンクがかった花を咲かせている桜が。名札をみると。”高遠小彼岸”。御苑は信州高遠藩主内藤家の屋敷があったところ。

桜、さくら、サクラ、人、ひと、ヒト

アメリカという名の桜

花、はな、ハナ

素晴らしき新宿御苑でした。また、来年も！こうして、花見の場所が次々増えていくのだ。

一応、東京の満開桜は、これで、終了といたします。今日は、これからヨコハマ満開桜へ（汗）。