おはようございます。
もう1週間ほど前になるが、熱海の糸川沿いや梅園市道の熱海桜並木を見に行ったが、そのとき熱海梅園も覗いてきた。1月19日というと、すでに梅園まつりが始まっていて、バスの便なども良くなっていた。梅園入り口では早咲きの紅梅、白梅が咲き揃っていた。でも梅園内の大部分はまだ蕾を膨らまそうとしているところだった。予報では太陽は顔を出すはずだったが、そうはならず、結構、寒い日だった。
入り口前の紅梅が見事だった。さすが、熱海。鎌倉でも咲いているが、ここまでのは見たことがない。
チケットを買い、梅園に入ると、紅白梅が迎えてくれる。
白梅は冬至梅で、紅梅は八重寒紅。今、咲いているのはこの2品種。
少し上がると、中央広場があり、その入り口付近に蠟梅が何本もあり、それがほぼ見頃になっていた。
蠟梅は園内のあちこちにあり、楽しませてくれる。紅梅(八重寒紅)はもちろん今の時期の主役。
紅白梅が並んで。
ここに澤田政廣記念美術館がある。梅まつり期間は無料で入館できる。美術館の周囲にも澤田の作品がいくつも。背景の梅はまだ咲いていない。黄泉のしこめ。
咲き始めた熱海桜の前の彫刻
入り口前の人魚の彫刻。
館内は写真撮影禁止。 以前、絵葉書を買っているのでそれらから。
人魚
白日夢
釈迦
蓮華
玄関口のステンドグラスの天井
澤田政廣(1894-1988)は、熱海で育ち、19歳で彫刻家を志し、山本瑞雲(高村光雲の高弟)に師事。伝統的木彫技法を学ぶ。朝倉文夫、北村西望、平櫛田中に次ぐ、4人目の彫刻家の文化勲章者である。ちなみに、そのときの同時受賞者は今西錦司、中村歌右衛門、堀口大学というからすごい。
では、残りの梅を。
中山晋平旧居。晩年、熱海に暮らし、その旧居がここに移築された。旧居内には、ゴンドラの唄、かちゅうしゃの唄、雨降りお月さん、あの町この町、など中山の作曲した名曲が流れる。
♫ ゴンドラの唄 ♫ 加藤登紀子
庭の黄花亜麻がいつも楽しみ。
熱海桜
次回は全体が見頃のころに。できれば熱海芸妓演芸会に合わせて。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!