気ままに

大船での気ままな生活日誌

稀勢、全勝白鵬に土

2011-09-22 18:02:11 | Weblog

稀勢の里が堂々の”横綱相撲”で全勝の白鵬に土をつけた。8連勝し、そのあとが、よもやの3連敗、稀勢フアンとしてはうつうつした3日間だった。そのもやもやが一気にすっ飛んだ勝利だった。それも辛勝とか逆転勝ちなどではなく、完勝で、どちらが横綱だかわからない相撲だった。この白星で、昨日までの3連敗は帳消しにしてあげます(笑)。

残り全勝なら、大関に上げてもいい、と解説の舞の海さんが言っていたが、優勝ラインが12勝まで下がり、優勝でもしなければ無理だろうな。でも・・・白鵬があと、2敗する可能性はゼロでない。両大関と琴奨菊にがんばってもらいたい。2敗組は全員、あとひとつは負ける。そうすると、ぼくが両国に観戦に行く、千秋楽に大変なことが起きる。3敗4力士で優勝決定戦。そして、ななななんと、稀勢の里が勝ちぬき、初優勝。そして大関昇進が。

また、楽しみが復活した。そのためにも、明日の臥牙丸戦も”横綱相撲”で勝利してほしい。

がんばれ稀勢の里

 

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たった一人で貸切フラワーセンター

2011-09-22 07:02:37 | Weblog

台風15号が近づく、21日午前中、まだ風雨もほとんどなかったので、ぶらりと大船散歩に出掛けた。駅の西口側に出た。新しく出来た歩道橋を渡りながら、下を流れる柏尾川をのぞいた。もう濁流になっていた。むかし大船は水害の町として有名だった。柏尾川の水量が多くなると、支流の梅田川、小袋谷川、そして砂押川(うちの近くを流れる)が流れ込めず、逆流を起こし、溢れてしまう。そして、さらに水かさが増した柏尾川が氾濫し、お椀のような盆地状の地形の大船は、水浸しになってしまう、そういう構図だった。現在は、それぞれの川の護岸工事も進み、水害は起こりにくくなっている。

歩道橋を降りて、少し歩くと、鯵の押寿司やサンドイッチ弁当で、100年以上前から有名な大船軒の本社の前に出る。ぼく好みのレトロな建物だ。最近、ここに喫茶室ができたことを新聞で知ったが、たしかにあった。コーヒーなどのほか、鯵の押寿司も食べられるらしい。入ってみようと、近づいたら、11時オープンということでまだ閉まっていた。

そのあとの行き先は決めていなかったが急にフラワーセンターを思いついた。こんな日に植物園に行く人はいないだろう、もしかしたら、”たった一人で貸切フラワーセンター”なんてことになるかもしれない。急にわくわくどきどきしてきた。いや、こんな日は閉園しているかもしれない、と一瞬不安がよぎった。

門は開いていた。ほっ。入場券を買い、入り口の係りの人に券を渡す。ぼくが聞こうとしたら、向こうが先に言ってくれた。今日、初めてのお客さんです。ななななんと、自分史においてもフラワーセンター一番乗りは、初めてである。真冬の朝のシモバシラ見学のときも、3,4番目くらいだったし。夏の蓮の早朝花見でも一番はとれなかった。

園内は誰もいない。う、ううれしい。さるすべりの花も、むくげの花も、ふようの花もダリアも、みんな一人占め。たった一人で貸切フラワーセンターなのだ。こんな幸運、めったにあるものではない。しばらく、殿様のような気分で、のんびりと花見をしていた。ちこうよれ、むくげの”大徳寺花笠”嬢よ。などなど好き勝手なことをしていた(汗)

ところが、突然、ぱらぱらと雨がそしていきなり篠突く雨に。これはいかん、と雨宿りのつもりで、押し花絵の展示室に飛び込んだ。にっこりと二人の受付嬢(だいぶ年を重ねていますが)が迎えてくれた。ありがとうございます。初めてのお客さんです。本当にうれしそうな顔をしていた。これで、ぼくが行ってあげなかったら、彼女たちは、今日、いったい何しにきたの、と悩み、それがきっかけで慢性頭痛肩こり樋口一葉にならないとも限らない。ぼくは人助けをしてあげたのだ。

小雨になったので、外に出た。もう、これくらいでいいだろう、と出口に。こちらが聞きたいことを、またもや、係りの人が笑いながら言ってくれた。そのあとお客さんはきていません。なななんと、一時間余りのたった一人で貸切フラワーセンターが認定されたのだ。ぼくは、こう言って、係りの人に同意を求めた。これから台風が上陸し、ひどくなるばかりだから、お客さんはもう来ないでしょうね、と。係りの人は、大きくうなずき、午後はきっと閉園でしょう、と言ってくれた。ということは、この日はフラワーセンターにとっても、入場者たった1名の歴史的な日になるのである。その1名が、なななんと、ぼくなのである。天にも昇る気持ちだった。(いつ昇天してもいいけど:爆)。

こんなアホなことを考えついて、実行し、かつ成功させた自分をほめてあげたい、この歳で。

誰もいないフラワーセンター

 

 

 

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