まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

パラカップ、無事に終了!

2008年04月20日 | にこにこ
今日は、夕方になって晴れて青空も見えるようになりました でも、3時頃までは風が強く、曇天 雨が上がってくれただけでも感謝しないとな・・・と思いました
なぜかって?そうです、今日は、多摩川でのパラカップの日だったからです
午前8時すぎに東横線新丸子駅に到着。8時半から受け付け開始、ということで、そろそろ、駅前にはランナーと思しき人達が集まり始めていました
私は、今日がレースデビュー。本来なら、もっとドキドキするのでしょうが、今日はお教室の卒業生の方々にお声がけした結果、9組のご家族がエントリーしていらっしゃることもあり、気持ちは「まどか先生モード」で、個人的なレース前の緊張感はありませんでした
 そんな私の気分を察して、昨夜遅くに海外出張から帰ってきた主人も、「雨女の君なのに、今日はお天気で良かったね 風は強いけれど、カンカン照りで暑くて消耗するよりも良いよ」とにこにこ。少々時差ぼけが残って身体がだるいかな、と言いつつも、十分に睡眠を取り、エントリーしたハーフマラソンに向けて準備オッケー
 二人で受付を済ませ、河川敷に大きいレジャーシートを敷いて・・・さあ、準備万端!「チーム・マナーズ」のランナー達に、メール、メール

 9時あたりから、久しぶりにお目にかかるお子さん達が集合
 お返事も小さな声で、いつもうつむき加減だった子も、あっち向いてこっち向いたらいない!といういたずらっ子も、はにかみながらニコニコしていた子も・・・みんな、みんな大きくなりました
 パパやママに揃えてもらったランニングウエア。ゼッケンを胸と背中につけて・・・ちびっ子ランナーのできあがりです
 準備体操がわりの「簡単エアロビスク」が始まると、大会会場の河川敷は、いよいよ気分は一つに

 10キロのコースは、昨日までの雨でかなりぬかるみ、二子玉川へ向かう最初の5キロでは、かなり強い向かい風を受け、確かに走るにはベストコンディションではありません 
 けれど、コースの横で、声をかけてくれるたーくさんのボランティアの人達 がんばって!と出されるハイタッチ。元気が出ます
 私は主人と、今日と同じ多摩川のコースをよく走りますが、今日はいつもと同じコースとは思えませんでしたねえ・・・普段の日曜日とは違い、とても華やかで、その河川敷全体から大きなエネルギーが発散されているように感じました
 普段も、ここのコースは、川沿いには野球やサッカーのグラウンドがありますし、ミニゴルフコースなどもあって、決して静かなコースではないのですが、そういういつもの賑やかさとはまた違った、今日は走っているだけで、何かパワーをもらえそうな、そんな不思議な感じがしました

 日本では、昔から「晴れ」と「け」という考え方があります
「晴れ」は、晴れ着や晴れ舞台、という時の「晴れ」です。今では、生活の中で「け」という言葉を使うことはありませんが、もともと、「晴れ」は特別なこと、「け」とは、日常のこと、普通のこと、普段のこと、という意味で使われていた言葉であり、考え方です。
 まさに、今日の多摩川河川敷は、「晴れ」だったのだと思います

 とにかく。
子ども達はみな、よくがんばりました
今日、参加した卒業生は、中1を筆頭に、ついこの間、入学したばかりの1年生までの9名。ひとくちに10キロ、と言いますが、それは決して短い距離ではありません たとえば・・・

 ★ 横浜から、川崎まで   ・・・ 約10キロ。
 ★ 渋谷から、池袋駅まで  ・・・ 約9キロ。
 ★ 新宿から、吉祥寺まで  ・・・ 約11キロ。
 ★ 渋谷から、武蔵小杉まで ・・・ 約10キロ。

 この距離を果敢に進み、子ども達全員が、それぞれ笑顔でゴール、すべて完走しました
 誰一人として途中棄権することなく、時間がかかっても、ちゃんと、最後まで自力で前に、前に進み、しっかりとゴールをしました。その子ども達の笑顔は素敵でした

 これは、あるお母様からのメールです。
『私は、息子にタイムでは負けてしまいました。でも、それがなんだか嬉しかったりします。息子は主人といつもの如くハイスピードでスタートし、それこそ一キロ過ぎた地点で「もうだめ~もう死ぬ~」と言っていたそうです。私も、どうせ息子のことだから、歩き出すだろうし、そうしたら追いついてポカリでも飲ませながら励まして・・・なんて勝手に思っていたのに、何故か追いつけないのです。
 後で聞くと、歩いたりしていたらしいですが、ぶつぶつ文句を言うのはやめて、もくもくとゴールに向かって進んでいたらしいです。』

 そうなんですね・・・
私は今日、卒業生の子ども達の様子を見ていて、痛感しました
 親は、我が子に「これぞ」というチャンスを与えてやらなければいけないのだなあ・・・まさに「け」ではなく、「晴れ」のチャンスというものを
 継続は力なり。私の座右の銘です 四の五の文句や理屈をこねるのではなく、こつこつと地道に、黙々と続けること、これこそが人の力になる、と信じています 「静とも言うべき継続」いわば『け』の継続は、絶対に必要なものとしても、それとは違う次元で、やはり子ども達には「け」ばかりではなく、時には「どーんとした晴れ」を与えてやること これこそ、子どもの自らの成長につながるのだなあ、と実感したのでした
 今日の子ども達の完走・・・これは、本人達のがんばりと、まさに「晴れ」の効果だったのでしょうね

 さて、私達より15分遅れでスタートしたハーフマラソンの夫も、10キロランがゴールしてまもなくゴールに向かい走ってきました ラストの100メーター付近で、すでに10キロでゴールした子ども達、ママ達が一列に並んで「がんばって オジサン、がんばれ」と声をかけられ、主人は何ともうれしそうな表情でゴールに向かいました いつもの、私の野太い声の声援とは、全く違う、かなり強い、フレッシュなパワーをもらったでしょうね

 もう少しお天気が良かったら・・・風がなかったら良かったのに・・・コースがぬかるんでいなければ良かったな・・・「もうちょっと○○」と言ったらきりがありません。それに、走っている途中も、ゴールの後も、みんな一様に発した言葉「ああ、楽しかった!」は、天候やコースに左右されることのない、「人としての喜び」を感じられたのだと思いました

 コースの途中には、満開の菜の花。河岸のボタン桜・・・その中を走るのです
 そこにキラキラ太陽の光がなくても、十分に春を感じ、癒され、パワーをもらいました 
 走りながら、とても自分が「強く、優しく」なった、という気がしていました

 感じることは、もっともっとありましたが・・・今日はこのくらいにいたしましょう

 チーム・マナーズのみなさま、お疲れ様でした 
 そして、チーム・マナーズ予備軍のみなさま、お待ちしております
 私はこれからも、ご家庭とご一緒に、たーくさんのことを経験し、よく見える目、よく聞こえる耳、よく感じられる鼻をもっともっと使う、素敵なご家族を応援していきたいと思っています
 第2弾は、また近日中に。

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