まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

雨の音

2008年06月29日 | にこにこ
 最近のブログを読み返し・・・
私も年をとったのでしょうか、妙に文句が多いですねえ 「昔は良かった」「私の時代は・・・」「最近の若い人は・・・」いやいや、嫌われるオバサンの典型の慣用句です

 まあ、私は決して文句と批判で終わろうとしているのではなく、一つの提言をして、「考えて欲しい」というのが真意です
 是非、私のブログを読み、なるほどねえ・・・ とか、むーそれは違うんじゃない・・・ とか、やな人だなあ・・・ とか、何かを感じ、考えるチャンスにしてもらえればいいなあ、と思っています

 さてさて。
関西から関東にかけて早々と梅雨入りをしてから、そろそろ1ヶ月。当たり前とは言え、雨の日、多いですね
 今年の梅雨は、九州地区の豪雨や、東北の地震被災地付近の二次災害懸念や、そういう深刻な問題が多く、「アジサイの上のカタツムリ」のような、ほのぼのの雰囲気ばかりでは論じることができませんが・・・
 その「雨」です。
みなさんは、真剣にその「雨の音」を聞いたことがありますか?雨ってね、素敵な「音」があるんですよ
 傘を差して歩いている時には、雨粒が傘に当たる音がしているのです。まわりの車の音や、人通りの多いところでは、話し声などに気をとられて聞いていないかもしれませんが、雨脚が強くなったり、弱くなったりは、目で確認しなくても、傘に当たる音だけで瞬時に判断することができます(まあ、もちろん、バタバタバタと音を立てるような強い雨では、子どもを連れて、雨の中を歩くことはなさらないでしょうが・・・)

 車が走っていく時、路面の雨をかき分けていく音もします これも、車の大きさによって全く違います。トラックやダンプカー、バスなどは、ザーーーーッという音がしますし、乗用車の場合は、シャーッという音がします。車体の重さによって、路面への抵抗?が違うからなのでしょうか。
 そして、家の中からでも、雨の音は聞こえます。窓をあけると、きっと、雨の音が聞こえるはずですよ。
 我が家はご存知の通り、ベランダ側の窓を開けると、真ん前が桜の大木だからでしょうか。ザーっという音だけではなく、時々、その音とは違う音も聞こえたりします。雨が木々の茂った葉っぱにあたり、きっと違う音を生み出しているのでしょうね

どこのメーカーだったかは覚えていませんが、みなさんは補聴器のCMをご覧になったことはあるでしょうか?
 とっても健康的な若いボディーボーダーのお嬢さんが語られるのです。
「初めて補聴器を付けた時のこと。ザーッと音がするから何かな?と思ったら、それは「雨」の音だった。ああ、雨にも音があったんだ、って、とても感激した」という内容でした。
 私は、初めてそのCMを見た時に、泣けてきました 幸い健常者として生まれておきながら、多くの人は自分の身のまわりのことを「当たり前のこと」として感じ、何事にも注意を払わず、感謝もせず、安穏と生きているのだ・・・と思うと、その女性の感性を、何よりも尊いものだと感じたのです

 雨が降ると、子どもを連れての外出は、本当に億劫ですね 車移動であったとしても、それなりの面倒さはありますし、ましてや、子どもにレインコートを着せて歩かせるのは大変。
 また、ほとんど役に立たず?オモチャと化している小さな子どもの傘を見るのもストレス・・・ですね。

 でも、万物を潤す恵みの雨としてだけではなく、雨には、もっと違う顔もあるのですよ たまには、お子さんと一緒に耳をすましてみませんか?

コメント
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