前回のブログで、主人が沖縄県名護市の病院に入院をした、と書いたため、すっかり反響が大きく、卒業生をはじめ、大きなみなさまにご心配をおかけいたしました。
おかげさまで、沖縄パワーと、自虐的に鍛えた筋力、体力が功を奏して、順調に、ドクターも苦笑の早さで回復をしています リハビリも始まり、やっと一安心です ご心配をおかけし、申し訳ございません
さて、私はこの2週間で、すでに沖縄と横浜を3往復しているのですが、夏休みのこの時期、特に沖縄便は、帰省客というよりも、ほとんどがレジャー客
家族連れも非常に多く、そういう意味では「子どもたちのオンパレード」です
一つの家族、その両親の間に生まれた子どもたち、という単位で眺めてみると、まさに「子どもは親次第」ということがよくわかります
機内でのこと。
座席についたとたん、4、5歳とおぼしき男の子が、すぐに文句を言い始めます
席が狭い おもちゃが出せない 喉が渇いた・・・ そのつど、お母さんはオロオロし、「ごめんね、ごめんね」を連発します。
それにしても・・・「ごめんね」って、何でお母さんが謝るのか、ワケが解らないです それに、本当に、どのようにしたら、あれだけ「不満を連発」できる子どもが育つのか、ある意味、非常に興味深かったものです
その一方で、5歳と3歳くらいに見える兄弟がいました
ふたりはキョロキョロと機内を眺め、「ここに座りなさい」と小さな声でお母さんに声をかけられて、席についきました。
文句たらたらの「ふまんちゃん」とおりこうちゃんの「しずかくん達」は、2列ほど離れた席でしたが、横から眺めていた私からは、まるで違う「生き物」のように見えました
ふまんちゃんは、文句を言い続けているわりには、目ざとヘッドフォンを見つけ、「ママ、これして」と渡します。
お母さんは、まだ荷物を上の棚に乗せたり、自分の席で2時間強のフライトを快適にするため、ごそごそと支度をしていました。
もちろん、ふまんちゃんは、そんな自分がほったらかされている時間は許せません
「早くしてよー ねえ、これえー、これやってよー」
お母さんの反対側の隣の席に、どっかと腰を下ろしたお父さんは、無言で新聞を読んでいて、わが子がうるさく言っていることを気にも留めていないようです
しずかくん達
彼らもやはりヘッドフォンを見つけました。お母さんは彼らにヘッドフォンを渡し、ここに差し込むのよ、と教え、あとは「いろいろとやってみてごらん、ただ、このボタンは、スチュワーデスさんを呼ぶボタンだから、押しちゃだめよ」とだけ言い渡しました。
彼らは、いろいろと真剣な面持ちでボタンをさわっているようでした
しずかくん達のお父さんも、やはり反対側の席で新聞を読んでいましたが、チラチラと子ども達を見ては、にこにこし、途中、何度かお母さんの荷物を上の棚に上げたり、自分の前のスペースに入れてあげたり、さりげなく手伝っているようでした
ふまんちゃん、しずかくんたち・・・ともに、各家庭に生まれて4、5年。
きっと、毎日、こんなふうな雰囲気、空気の中で生活をしてきたのでしょう
まだまだ小さな子どもたちですが、それでもやはり、それまでの4年、5年という、それなりに長い時間、長い年月をかけて、「今の姿」がそこにあります
3つ子の魂、百まで・・・は、私は非常に言い得て妙、の言葉だと思います
よほど天地がひっくり返るようなことが起こらない限り、ふまんちゃんママの子どもへのスタンスは変わらないでしょうね きっとそのうちに、「お願い」をして勉強をさせ、勉強なんて嫌いだと叫ぶふまんちゃんの様子にオロオロし、次はママのお願いだからとわが子に泣いて懇願する・・・というタイプのお母さんになるでしょう
そしてふまんちゃんは、何か自分のイメージ通りにできないと腹を立て、お母さんに八つ当たりし、お母さんはそのたびに右往左往する・・・
しずかちゃん達が、ドラマに出てくるような理想の子どもたちになるか、と問われれば、きっとそうではないでしょう 人並みに反抗期を迎え、人並みに親に心配をかける子どもになっていくはずです
けれど、小さな頃から「親に何でも頼む、してもらう、依存する」ということよりも「自分で、まずはやってみる、考える」という育ち方をした子どもたちは、成長の上でも、突然、うまくいかないこと、困ったことに遭遇したとき、「人のせいにしたり、くさったりして、自分はさっさか困難から逃げる」という成長のしかたはしないものです
子どもも親も十人十色
けれど、実際にはそれほど多くのパターンはなく、究極の分け方をすれば、子どもを上手に成長に導く親と、そうでない親、に大別してしまえるものです
さあ、あなたのお子さんは「ふまんくん」ですか?それでも「しずかくん」ですか?そしてあなたは「ふまんちゃんママ」?それとも「しずかくんママ」?
おかげさまで、沖縄パワーと、自虐的に鍛えた筋力、体力が功を奏して、順調に、ドクターも苦笑の早さで回復をしています リハビリも始まり、やっと一安心です ご心配をおかけし、申し訳ございません
さて、私はこの2週間で、すでに沖縄と横浜を3往復しているのですが、夏休みのこの時期、特に沖縄便は、帰省客というよりも、ほとんどがレジャー客
家族連れも非常に多く、そういう意味では「子どもたちのオンパレード」です
一つの家族、その両親の間に生まれた子どもたち、という単位で眺めてみると、まさに「子どもは親次第」ということがよくわかります
機内でのこと。
座席についたとたん、4、5歳とおぼしき男の子が、すぐに文句を言い始めます
席が狭い おもちゃが出せない 喉が渇いた・・・ そのつど、お母さんはオロオロし、「ごめんね、ごめんね」を連発します。
それにしても・・・「ごめんね」って、何でお母さんが謝るのか、ワケが解らないです それに、本当に、どのようにしたら、あれだけ「不満を連発」できる子どもが育つのか、ある意味、非常に興味深かったものです
その一方で、5歳と3歳くらいに見える兄弟がいました
ふたりはキョロキョロと機内を眺め、「ここに座りなさい」と小さな声でお母さんに声をかけられて、席についきました。
文句たらたらの「ふまんちゃん」とおりこうちゃんの「しずかくん達」は、2列ほど離れた席でしたが、横から眺めていた私からは、まるで違う「生き物」のように見えました
ふまんちゃんは、文句を言い続けているわりには、目ざとヘッドフォンを見つけ、「ママ、これして」と渡します。
お母さんは、まだ荷物を上の棚に乗せたり、自分の席で2時間強のフライトを快適にするため、ごそごそと支度をしていました。
もちろん、ふまんちゃんは、そんな自分がほったらかされている時間は許せません
「早くしてよー ねえ、これえー、これやってよー」
お母さんの反対側の隣の席に、どっかと腰を下ろしたお父さんは、無言で新聞を読んでいて、わが子がうるさく言っていることを気にも留めていないようです
しずかくん達
彼らもやはりヘッドフォンを見つけました。お母さんは彼らにヘッドフォンを渡し、ここに差し込むのよ、と教え、あとは「いろいろとやってみてごらん、ただ、このボタンは、スチュワーデスさんを呼ぶボタンだから、押しちゃだめよ」とだけ言い渡しました。
彼らは、いろいろと真剣な面持ちでボタンをさわっているようでした
しずかくん達のお父さんも、やはり反対側の席で新聞を読んでいましたが、チラチラと子ども達を見ては、にこにこし、途中、何度かお母さんの荷物を上の棚に上げたり、自分の前のスペースに入れてあげたり、さりげなく手伝っているようでした
ふまんちゃん、しずかくんたち・・・ともに、各家庭に生まれて4、5年。
きっと、毎日、こんなふうな雰囲気、空気の中で生活をしてきたのでしょう
まだまだ小さな子どもたちですが、それでもやはり、それまでの4年、5年という、それなりに長い時間、長い年月をかけて、「今の姿」がそこにあります
3つ子の魂、百まで・・・は、私は非常に言い得て妙、の言葉だと思います
よほど天地がひっくり返るようなことが起こらない限り、ふまんちゃんママの子どもへのスタンスは変わらないでしょうね きっとそのうちに、「お願い」をして勉強をさせ、勉強なんて嫌いだと叫ぶふまんちゃんの様子にオロオロし、次はママのお願いだからとわが子に泣いて懇願する・・・というタイプのお母さんになるでしょう
そしてふまんちゃんは、何か自分のイメージ通りにできないと腹を立て、お母さんに八つ当たりし、お母さんはそのたびに右往左往する・・・
しずかちゃん達が、ドラマに出てくるような理想の子どもたちになるか、と問われれば、きっとそうではないでしょう 人並みに反抗期を迎え、人並みに親に心配をかける子どもになっていくはずです
けれど、小さな頃から「親に何でも頼む、してもらう、依存する」ということよりも「自分で、まずはやってみる、考える」という育ち方をした子どもたちは、成長の上でも、突然、うまくいかないこと、困ったことに遭遇したとき、「人のせいにしたり、くさったりして、自分はさっさか困難から逃げる」という成長のしかたはしないものです
子どもも親も十人十色
けれど、実際にはそれほど多くのパターンはなく、究極の分け方をすれば、子どもを上手に成長に導く親と、そうでない親、に大別してしまえるものです
さあ、あなたのお子さんは「ふまんくん」ですか?それでも「しずかくん」ですか?そしてあなたは「ふまんちゃんママ」?それとも「しずかくんママ」?