8月24日(火)の読売新聞、朝日新聞朝刊(いずれも大阪本社発行)の1面トップは、「九州新幹線 新大阪ー鹿児島中央 『みずほ』3時間47分 3月12日全通」というものだった。両紙にだけ載った記事だ。毎日、産経、日経は同日の夕刊で「追いかけ」ている。
読売、朝日両紙によると、JR西日本・JR九州両社は、九州新幹線を来年3月の全国ダイヤ改正にあわせて全通させ、その際、すでに発表ずみの新大阪-鹿児島中央を約4時間程度で結ぶ「さくら」に加えて、速達タイプの列車を登場させるという。その最速列車の名称が「みずほ」で、途中の停車駅を新神戸、岡山、広島、小倉、博多、熊本に絞り、3時間47分で走る。
「みずほ」は東京-熊本を走ったブルトレの名称を受け継ぐ。「さくら」は一般から名称を公募したが、今回は両社内で調整中らしい。しかし、私は何を隠そう、公募時の名称を「みずほ」で応募していたのだ。(と自慢する)
瑞穂は、みずみずしい稲穂が豊かに収穫できる国で、日本国を美しく言い表した言葉だ。高天原の神話や大和朝廷成立の古事、あるいは畿内、九州の両説がある邪馬台国伝説などがからむ近畿と九州を結ぶ列車の愛称として、ふさわしいと歓迎したい。
列車種別的に「みずほ」が「のぞみ」、「さくら」が「ひかり」のイメージだという。所要時間を4時間切ることが航空機との対抗策として有効とのこと。
走り始めたらぜひ一度、早い機会に乗ってみたいと思う。
写真は8月24日付朝刊で「みずほ」登場を報じる読売、朝日両紙。
にほんブログ村
いや~、国鉄を築いた先人達もまさか「みずほ」が新幹線の愛称になるなんて思ってなかったでしょうね(笑)
っていう事は北と南の新幹線に九州ブルトレの愛称が復活するってことになりますね~
と、なれば北陸新幹線の東京-金沢を走る列車は何になるんでしょう‥?→僕的には「はくたか」ですね(笑)
まあ、大阪人らしいシャレですよね。最終特急が「おわり」なんて。
私も「さくら」は長崎新幹線かと思いましたが(笑)
公募して一番投票の多い名前でもなかったと思います(そうでしたよね)。
JRの中では、あまり列車名の歴史的過程は重視されていないのではないかと思いますね。でも、私は「みずほ」は好きですよ。
案外、「能登」だったりして。それはないか。
列車の格からいえば、みずほ>さくら>つばめ、になるようですが、愛称の格は正反対ですね。
(私見ですが、富士、つばめが愛称の格の最高峰と考えています。)
みずほ、本来は日本を代表する列車にふさわしい愛称なのですが、先代は九州ブルトレで最初に廃止された、地味な存在の列車でした。ちなみに第二次世界大戦で一番最初に沈んだ軍艦が瑞穂、沈みつつある政党の(以下略)
さはさりながら、JR西と九州には、「みずほ」の名を育てて欲しいと思います。
話は変わりますが中京ラストも尾張Sですね。
列車の愛称には、それぞれ皆さん思い入れがあるようですね。どうなんでしょう、おっしゃるように富士、つばめはいいですね。歴史的には「はと」「つばめ」でしょうか。「あさかぜ」というのも格が高そうに思いますけれど。
沈みつつある政党の…は私も思いましたが(苦笑)
「みずほ」をJR西日本、九州は本当に大切にしてほしいですね。なんせ、私が応募した名前ですからね。
そうか、中京の最終は尾張Sでしたか。
僕はやはり、大阪-青森・上野を走っていたキハ80系「白鳥」が通った信越線あたりを走るので「白鳥」の上野行きが改称した「はくたか」の愛称を担ってほしいなと思ってます
正味、「やまびこ」「なすの」「とき」「たにがわ」「あさま」は全て上野発の在来線特急の名前なので東京-新青森の列車は「はつかり」を期待してましたけどやはり今時、東北に一年で一番最初にやってくるガンをイメージした列車名なんてスピード化重視の新幹線には似合わないんでしょうね‥
青森新幹線はその高速性を表せる名前にしたいのでしょう。