宮ノ台展望台に上りサロベツ原野を見渡した後、家人がコーヒーを飲みたいというので豊富の町に行き、「サロベツマイハート夢工房」でミルキーあんぱんとコーヒーを買い、店内のイートインで休憩しました。15時を回った時間でしたので当然かもしれませんが、店内のパンはほとんど売り切れ。それだけ人気のあるお店のようです。このときは食べず、あとから食べたミルキーあんぱんはとても、まろやかでおいしかったです。このお店は豊富郵便局近くの国道40号線沿いにあります。
さて、そうこうするうち、なぜか(^o^)下り稚内行き普通列車の時刻が近づいてきました。家人に「どうぜ、稚内に戻る途中だから」と言って再び徳満駅に行き、スタンバイします。今回はこの小さな駅とキハ54を一緒に撮りたかったので、ホームからまずは進入を狙います。先ほどはルピナスにピントを合わせたので今度は車両にしっかり合焦させました。シャッターを切ると、走って駅前の広場に行き、プレハブの小さな駅舎とからめて撮影します。かつては2面2線、木造駅舎のある立派(?)な駅だったみたいですが、今や見落とししてしまいそうな小駅です。現在の駅舎にかけられている「徳満駅」の木の看板は木造駅舎時代からのものでしょうか。
だれひとり乗り降りしない小さな無人駅に列車は1分ほど停車し、出て行きました。撮影だけして乗らないのは、なんだか乗務員さんに申し訳ないような気もしました。
撮影後は少し強くなった雨の中、稚内へと戻ります。すると、またまた頭のなかに突然、「スーパー宗谷4号」の稚内発車時刻が浮かびました。なんで宗谷本線の時刻が頭に入っているのか、よくわかりませんが(笑)。ぎりぎり南稚内の発車時刻16時55分に間に合いそうです。こまどり地区の陸橋から俯瞰できないかと思い、ナビを頼りに行ってみます。ところが思った場所ではなく、さがしまわってやっと見つけましたが、車の置き場がありません。やっと見つけてカメラを抱えて走り出した目の前を、轟音立てて「スーパー宗谷」は行ってしまいました。撮影できず、雨でびしょびしょになっただけでした(^^;)
気を取り直して稚内駅近くでレンタカーを返し、ホテルにチェックイン。フロントで教えてもらった近所の「寿司と郷土料理 北の味心 竹ちゃん」にお邪魔し、写真の地物の刺身盛り合わせ、ホッケ塩焼き、北寄貝の塩焼き、厚岸直送の生ガキ、特上にぎりなどをいただいて大満足でホテルに帰りました。地物の刺身ではソイが特に美味しかったですね、歯ごたえもあって。ホッケも京都あたりでは見られない大きさのうえ肉厚で焼きたてをいただきました。もちろん、ウニもタコもおいしいし、生ガキはすごく巨大でミルキーでした。北寄貝も食べ応えありでした。稚内に宿を取られるのなら、このお店はおすすめです。
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自分はアルコールが大好きなので、こういった地場料理店には必ず行きます。堪りませんね~。
ところでキハ54てステンレス車両ですが国鉄っぽい造りですね。
北海道では私も地元の人に聞いて、ぶらっと居酒屋に行くのが楽しみです。
キハ54は国鉄最後の一般用気動車です。バスの技術を応用するなどコスト削減にも努力されたようですね。こういうスタイルは無骨ですが、惹かれます。