JR中央西線の十二兼-野尻で81列車を撮影したあとは、少しロケハンをしてみることにしました。とはいえ、あまり奥深くには行けません。上りの撮影ポイントである倉本-須原のカーブを見にいくことにしました。
あたりはだんだん暮れて行き、雪をかぶった山や木々が青く色づいていきます。
間もなく、松本を出て中津川へと向かう普通電車がやって来ます。電車は長野色の115系。JR西日本の見慣れた113系とは違い、ちょうど周囲の色と同じ色彩をまとっています。
静かな雪道に立って、ライトがカーブの奥から近付いて来る瞬間をじっと待ちます。待つ間にも、どんどん露出は落ちていきます。少し遅れてやってきた3両の電車。
青が支配する世界に君臨するかのようでした。
2011-2-11 JR中央西線 倉本-須原 834M
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,100mm,ISO 2200
1/500秒,f2.8,+0.7段,WB:晴天
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このような雪深い写真を見ると、去年の新潟遠征を思い出します。お写真のように暮れではないのですが、同じように風景全体が青く見える早朝に、急行きたぐにで糸魚川駅に着きホームに降り立った時にキハ52を目の前にした際の興奮…… あれは今でも忘れられません。寒かったというのもありますが、自分一人で旅をして目的の場所に着いた時の張り詰めた空気(分かって頂けますでしょうか)は、何度でも味わいたくなりますよね。
ただ今年だけは、就職先が決まるまでおあずけです。北近畿などを「撮り尽くした」とは言え、それは車体として数を撮っただけで、まむしさんのような「作品」としてのものは少ないです。
あと3週間、近場になら脚を運べるかな……と考えております。
「寒冷地方のローカル線」というのにとてもお似合いの色だと思います。
僕は、ISOを上げて青っぽくなる写真はあまり好きではないのですが、(自分の腕が下手なので)この作品を拝見して、本当に感動しました。
周りの雪の迫ってくるような(?)迫力が、自然の厳しさを強調させていくようです。(説明が下手で、申し訳ありません)
さて、リンクの件ですが、快く承諾していただいて、ありがとうございました。
出来る限りの更新を続けていきたいので、よろしくお願いいたします。
急行きたぐにから降り立って、キハ52を見たときは私も興奮した覚えがあります。
1人で旅をする醍醐味の一つですね。旅に行くとこんな写真にもチャレンジしたくなります。
就職活動がんばってください。3月11日まであとわずか。時間があるなら、近場でもいいからカメラを持って出かけられるといいですね。
この長野色も貴重になってきていますから、記録しておかないといけないですね。
ISOを上げると青い色になるのではありませんよ。ホワイトバランスの問題ですね。私は雪景色では晴天に設定して撮影することが多く、こうすると雪や氷の冷涼感が出やすいようです。
リンク貼っておきました。よろしくお願いします。更新がんばってください。
わずかながら東の車も入って来ています。
山あいの冬の夕暮れが表現できたとしたら幸いです。
夜の山間を走る JR東日本 長野色 115系 3両
単線区間を孤独に走り、 所々 家から漏れる電気を頼りに走る姿が寂しさを感じるのは 僕だけかな?
積雪の信州路に モーター音を甲高く唸りを上げて ローカル線 鈍行列車の雰囲気が出ていて、僕も この列車に乗車して旅に行きたいなと思わせますね
やっぱり国鉄時代の車両は、このような演出が上手いと思いますね。
単線区間を走る列車は 田舎の ほのぼのとした雰囲気を醸し出している所が僕は好きですね (^_-)-☆
旅情という点では、現時点ではJR車両は国鉄車にかないませんね。
都会で走っていれば通勤電車ですが、田舎に持っていくとその土地にマッチします。
ステンレスやアルミの車では、やはり風景になじみにくいですものね。