2月11日、JR中央西線のロケハンで立ち寄った大桑-須原の伊奈川橋梁。
eexpressさんと撮影ポイントに立って話をしていると、普通電車がやって来ました。
その光景を見たeexpressさんは「すごく雰囲気がある」と言って、カメラを取り出します。ヘッドライトが線路を照らし、窓からこぼれる光が雪を鮮やかに浮かび上がらせるからです。
しかし、都会の本線ではないため、頻繁に列車は来ません。時刻表を調べると、20分ほどしたら上りの特急「ワイドビューしなの」が背後から来そうです。我々の立ち位置から見ると、前から来る下り列車は当分、やって来そうにもありません。
私もeexpressさんのアイデアに便乗して、手持ちでカメラを構えます。後追い写真になるので、どこでシャッターを切るのか、線路右手の国道19号線をどこまで入れるのかなどいろいろ考えました。周囲はもう完全に夜と言ってもいい状況です。ISOの設定をいくらにするかなど、何度もシャッターを切って試行錯誤します。
そして通過時刻になりました。耳と背中で列車の接近を感じ、ファインダーに列車が入った瞬間、連写を開始しました。その2コマ目がこの写真です。ヘッドライトに照らされた雪と車窓の灯を映した雪と。そして薄く写った背後の山々の木々に積もった雪。
この写真も今回の遠征で印象に残る1カットになりました。
2011-2-11 JR東海・中央西線 須原-大桑 1020M 383系「ワイドビューしなの20号」
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm f2.8G ED VRⅡ,70mm,ISO 3200
1/20秒,f2.8,WB:晴天,手持ち
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この場所は、画像左端の桜が咲くと、また良い画になりますよ!。
特急 ワイドビューしなの号が照らす明かりに暖かさを感じます。周りに積雪で、冷んやりとしていて暗い夜道に心強い灯が 特急しなの号への道導べ (みちしるべ)となっているのですね。
中央西線のEF64牽引 の列車の撮影、大変 御疲れ様でした。中央西線は タンク貨車の列車が まだ走っているのが魅力ですよね。EF64は 中央東線&西線・上越線・伯備線に貨物列車を引いていて、僕にしては 滅多に見れないカマの一つですね
まむしさん、やっぱりEF64の最高のロケーションと言えば JR篠ノ井線「姨捨駅」付近の撮影 されたのでしょうか。
また、姨捨駅付近を通るEF64牽引の列車の写真が見て見たいですね。
デジタルならではの写真ですね、確かに。でも、それが新たなこういう世界を産み出す力でもあるのですよね。私は、鉄道写真の世界では中井精也さんが好きで、中井さんの夜などの写真が大好きです。
撮れるものは、デジタルだろうがフィルムだろうが撮ったらいいのだと思っています。ですので、私自身、デジタルとかフィルムとか、あまりそれについての意識はないのですよね。
確かに伊奈川橋梁は64撮影の中心のようなところで、昼の写真が大半ですね。
まあ、私たちが物好きということもあると思います(^_^;)
職質はされませんでしたが、パトカーが徐行しながら通り過ぎていきました。こんな時間に何してるのだろうってな感じで。
ただ、私たちも撮影してみて、雰囲気がある写真を撮れたなあ、と嬉しくなったのは確かです。
編成を全部入れた後追い写真もあるのですが、私はこちらの写真のほうが好きなので、選びました。
桜の咲いているときにも、訪れたいですね。
そとは冷え込みが厳しくとも、車内の乗客は暖かく守られていることが、この灯りから感じられますね。鉄道というのは、その意味ではやはり人々の暮らしを守る役割も担っていることがよくわかります。
姥捨は通ったことはありますが、撮影したことはありません。また、機会があれば足を運んでみたいものです。
こんばんは!
PCが復旧してようやく落ち着きましたので遊びに来ました。
この冬の日暮れシーン、いいですね。
こういう夜の「夜汽車」の雰囲気はなかなか難しいものです。
列車のブラし具合がいい案配です。
カッコいいです。
コメントありがとうございます!
まずはPC復旧、おめでとうございます。もっと時間がかかるのかと心配していましたが、早く直ってよかったですね。
夜汽車のいい写真を撮りたいのですが、本当に難しいですね。この写真も果たして車両の位置がこkじょでいいのかどうかなのですが、あまり行き過ぎても前方のヘッドライトに照らされた部分が小さくなってしまって、もう一つでした。
なんとか、夜をテーマにやってみたいものです。