鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

修学旅行臨(回送)が好天の越前を行く

2012-10-27 | EF81

 この秋はうれしいことに、東北から京都方面に修学旅行に来られた学生さん用の修学旅行臨が、JR東日本・青森24系客車を使って走っています。この25日には臨時列車となったJR西日本の寝台特急「日本海」を上回る9両の客車で運転されました。
 平日は撮影に出かけられないので、土曜日の27日、京都れいる倶楽部の仲間である原型大窓ヒサシ付さん、eexpressさん、monさんと一緒に福井県内のポイントへ出かけました。

 この日はさすがに9両とはいかず、機関車1両と客車7両の運転です。心配した霧もなく、とてもよいお天気に恵まれ期待が高まります。

 有名撮影地に出向き、比較的線路に近いポジションを確保することができ、念入りにセッティング。顔見知りの方らとお話していると待ち時間も苦にならず、先行通過の貨物3096レもとてもよい光線を浴びて行き、満足できる写真を撮ることができました。そして、いよいよ本命の登場。

 敦賀までの日本海縦貫線は青森のEF81が牽引してきます。敦賀のパーイチや富山のパーイチと違う赤2号の鮮やかな衣をまとった138号機が颯爽と走り去って行きました。奥羽本線あたりで青森の81を見ると、片方のパンタ一丁で走っています。しかし、敦賀より東に交直切り替えのデッドセクションがあるため、私たちが訪れたポイントでは前後両方のパンタを上げています。青森ガマのこの姿も珍しく、記録に値するものだと感じました。

 れいる倶楽部メンバーは、海鮮丼さんも同じポイントに来られ、シンキトさん、さくら2号さん、波平さんは森田の鉄橋で撮影されたとのこと。みんな、それぞれ満足の行く撮影ができたことだと思います。

 しかしながら、私たちは内心ハラハラしながらの撮影でした。というのも陽が上がったとたんに、どこからともなく数十羽のカラスがやって来て線路やビーム、ケーブルの上に集まります。一羽や二羽ならともかく、何十という単位です。これがどんどん我々の近くのビームなどに止まるのです。普電が通過するくらいでは、少し舞い上がってすぐに戻ってきます。やっとサンダーバードが通過する段になって、一斉に飛び立ち少し離れた田んぼに降りてたむろするようになりましたが、いつまた飛んでくるかもわかりません。天候がせっかく好条件になっているのに、カラスが列車の周囲を多数飛翔するような写真になっては困ります。幸い本番のときに邪魔されることなく、ほっとしました。

2012-10-27 JR西日本北陸本線 王子保-南条 回9510レ EF81-138

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