日本列島に一気に寒波が押し寄せてきました。ここ数日、冷え込んできて北陸から東北の日本海側では雪になるところが多かったようです。しかし、きょう12月17日はさらに一段と寒気が厳しく、近畿でも最高気温が10度に達しないと天気予報が言っていました。
ようやく本格的な冬がやって来ました。雪の季節です。
これから京都界隈でも早朝、北陸や山陰方面からやって来る列車の屋根や前面に雪が載っていたり氷となってこびりついていたり姿が見られるようになります。
時には関ヶ原を越えて東海道を下って来る貨物の機関車が雪にまみれた姿を見せることさえあります。
撮影者にとっては寒く、かじかむ指に息を吹きかけながらシャッターを押すという厳しい条件になりますが、機関車や電車たちの苦闘を共感できる瞬間なのかもしれません。
とはいえ暖冬で、雪国でも降雪量が20年や30年前に比べると、格段に減っているようです。今冬も暖冬傾向とか。何度、雪にまみれた雄姿を見ることができるのでしょうか。
2008-2-17 JR西日本山崎-高槻 急行「きたぐに」502M
Nikon D80,Sigma APO 70-200mm F2.8 Ⅱ EX DG MACRO HSM,70mm,ISO 400
1/125秒,f2.8,WB:晴天
2007年から2008年にかけての冬は比較的、京都近辺でも雪が多く降った日でした。この日、山崎では雪は降っていませんでしたが北陸や関ヶ原では雪に見舞われ、近郊区間を除く下り(日本海縦貫から来る列車は上り)のほとんどが雪を抱いて来ました。
新潟から大阪へ。山崎のS字でラストスパートをかける寝台急行「きたぐに」の顔や足回りは雪で覆われ、まさに列車名通り、北国の厳しさを感じさせてくれました。
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ホンマに格好良いですね!
きたぐにを一度も撮ったことないだけに,
余計惚れ惚れしてしまいます。
コメントありがとうございます。
そうか、草津線で出て来ないといけないから、きたぐには撮影しにくいのですね。
この写真は、私自身も気に入っている1枚です。
雪をかぶった列車の写真でまむしさんが自慢出来るものってありますか?もしあれば掲載してほしいですm(_ _)m→ちなみに僕の力作は雪の東海道を激走するサンダーバードと雪の日に保津峡の亀岡側のトンネルから出てきた雪をかぶった国鉄色のきのさきです
なにかストーリーを感じる、いいお写真ですねえ♪
雪の中、黙々と耐えながら走ってきたのでしょうねえ…たとえ、色が変わろうが雪まみれの夜行列車はカッコいいもんだと今、気付きました。
終着の大阪までもうすこしのラストスパートを感じますね
朝にこんな姿を見たら、感動ですね
がんばって!って応援しちゃいます!
しかし、急に寒く、いえつめたくなりましたね
滋賀も北の方はしっかり雪になっているようで、土曜は京都も雪の予報
この冬は寒波は少ないらしいので、週末はなんとしても雪の中で走る列車を撮りたいところです
↑名前いれないまま書き込みしてしまいました
ひとつお伺いしたいのですが……以前の「北小谷で俯瞰する 大糸線紀行2009夏」で紹介された北小谷駅上からの俯瞰写真ですが、撮影地を「絶壁」と表現されてましたが危険なのでしょうか?
おほめいただき、ありがとうございます。
そうおっしゃっていただくと、何か物語性があるように思えてきます。
雪まみれの夜行、夜明けのシーン、かっこよく見させる要因がそろったようで、私も気にいっています。
いつもありがとうございます。
雪まみれの写真、数多く撮影できたらよいのですが、最近は温暖化のせいで・・・
でも、けさ7時半ごろ西大路から梅小路を見ると、遅れ貨物のEF81の前面が白くなっていたように見えました。あす、あさっても早朝はそういう光景が見られるかも。ただ、ダイヤが乱れるので思うようにいかないかもしれませんけれど。
北小谷の俯瞰は絶壁上ですが、ガードレールがありますので、身を乗り出したりしない限り、大丈夫ですよ。