昨日、読売新聞が朝刊で「来春、廃止」を報じたJR西日本の特急「雷鳥」。
この写真は今年のゴールデンウイークに湖北の山から撮影した俯瞰写真です。
5月1日の土曜に、鉄友のパーイチファンさんにお願いして敦賀-新疋田方面はじめ北陸・湖西沿線で優等列車の撮影にいそしんだのはすでに記述したとおりです。
マキノで、8001レを撮影したあと、臨時の雷鳥を撮るために湖北へと移動しました。水が張られ始めた水田と琵琶湖をバックに疾走する9両の485系を撮影するためです。
ポイントに連れて行ってもらうと、すでに数人の方々が三脚を立てておられます。その隙間に私も三脚を立てさせてもらいます。広々とした水田に琵琶湖、そして高島市と長浜市を分ける半島や葛篭尾崎が見えます。
好天の下、白いサンダーバードが駆けていくのがはっきり見えます。
これはよい写真が撮影できると思ったのも束の間。だんだん西から雲が湧き出し、ところどころで影が生まれます。せっかくの水田がまだら模様になっています。ふりかえって雲を仰ぎ見れば、ところどころに切れ間が見えます。あの切れ間から太陽が顔を見せてくれたら、と期待します。
しかし、ああ無情。
雷鳥がやって来たときにかぎって、まだら模様がきつくなりました。そんな中で、少しでも陽光の当たっているところを狙ってみたのですが。一応、手前に水鏡もできているのですが。
もう、ふだんはこの場所で順光の時間帯に雷鳥を撮ることはできません。次のチャンスはお盆のころの多客臨でしょうか。
しかし、稲が育って水鏡はもう無理です。チャンスを逃してしまったのでしょうか、永遠に。
2010-5-1 JR湖西線マキノー近江中庄 9020M 「雷鳥88号」
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雷鳥号が来春で廃止になる事が 段々と実感して来ました。
水鏡の風景を見て 雷鳥号の他、国鉄時代の車両が 少しずつ 姿を消し、JRの車両と入れ代わって行 って来ていますね。
来年の3月で 大阪⇔青森間を走ってた。特急 白鳥号が廃止されて 奇しくも「10年(2001年 3月)」になり、後を追うように 雷鳥号も伝説の列車になるのですね。
田園によくマッチした風景ですね!
そうか、大阪-青森「白鳥」廃止から来年3月でもう10年ですか。学生時代、北海道に行くのによくお世話になったので、感慨深いですね。
歩いていけるのではないか、と考えられるところが気力充実の証では?すばらしい。
行きましょうかって、連れてってもわらないとだめなんですけど。よろしくです。
ここまで行って露出オーバーでは、泣けませんね。
私が上ったこの日は空気感はよかったのですけれど、ご覧の通りのまだら模様で。残念でした。