JR西日本が誇る500系新幹線電車が、デビュー前に山陽新幹線で時速300キロの高速度走行試験を繰り返している時の写真です。
1996年の年明け早々、第1編成のW1が落成し、早速、試運転が始まりました。私は機会を得て、この高速度走行試験に新大阪から博多総合車両所まで同乗させてもらいました。今でもその魅力は衰えていませんが、初めて見て、乗ったその鮮烈さは今も忘れることができません。
フレームの上に乗った白い箱の速度計が300キロを示したときに、本当に営業車両でこんな速度が出るんだ!と感動しました。どちらかというと、今は悲運な車両みたいに思われている500系ですが、デビュー当時はテレビのさまざまな番組で、シングルアームのパンタとその風きり音の防止策やハニカム構造の車体など、技術の粋がたたえられたものです。今もその形状が子供たちだけでなく、大人たちをも魅了するのは、うなづけます。一般の人々に新幹線が何百系と言われるようになったのも、この500系の力が大きかったのではないでしょうか。
写真上は山陽新幹線を下るW1の運転席です。窓にW1の文字が見えます。また、対向してくる0系も写っています。このころ、みんな原色だったんですよね。(許可を得て撮影)
写真下は博多総合車両所に入線したW1。先頭車の独特の形状を強調してみました。(許可を得て撮影)
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画像も貴重ながら同乗体験はもっと貴重ですね・・
映像で見る新幹線の前面眺望ってのはありますが
実際にリアルに体感するのは普通は不可能ですらねぇ・・(^^;
しかも、500系となると運転席も低くて臨場感が凄いでしょうね・・・乗ってみたいです!(^^)
本当は狭かったんでしょうけれど、興奮と感動から運転席がそんなに窮屈だという感じはなかったですね。まあ、本当の運転士さんの意見は別かもしれませんけれど。
やはり、ビデオの前面展望とはまったく違いました。
実は、私、海の300Xも乗って京都ー米原間で400キロ超を経験しています。リニアも山梨で乗っているのですけれど、やはり500系は営業車なので別格です。
友人もまむしさんと同じようにリニアモーターカーに乗った経験があるそうですが、浮いている故に電車特有のジョイント音を聞くことが出来ないので、やはり普通にレールを走る方が好きだと言っていました。
リニアモーターカーは電車じゃないですね、ありゃ。ふわっと浮くときの感覚がなんとも微妙でした。
そうですか、1月に博総に行かれたのですね。
本当にいろいろな表情を見せてくれる車両ですね。鉄道史に残る電車であることには間違いないですね。
向かい側から走ってくるのが0系とは、またまた渋い!
初めて山陽新幹線で500系に乗った時、あまりに窓の外の景色が飛ぶように早く流れる?と思ったら、電光表示に「ただいまの時速300キロ・・・」と表示され、やっぱり!と思ったのを思い出しました。
500系の試験走行だけでもうらやましいのに、リニアも乗ったことがおありなんですか!?
私は名古屋にいた2年間、毎回応募していたのですけど、全部はずれでした・・・
私も300キロ走行時は、ずいぶん速いなあと思いました。
リニアは運よく乗ることができました。しかし、あいつはやはり鉄道か?と思ってしまいますね。