鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

ファッション カンタータ

2009-06-13 | いろいろなこと

 きょう6月13日は、JR西日本提供の「Fashion Cantata from Kyoto」を見に、家人と国立京都国際会館イベントホールに行きました。このファッション カンタータは今年で17回目を迎えます。国際的に活躍するファッションデザイナーの作品や京都の伝統的な和装の美を毎回、紹介する恒例のファッションショーです。

 今回のテーマは「美の巨匠たち」。和装は京都の手描友禅作家で人間国宝の羽田登喜男さん、洋装はクリスチャン・ディオール。二人の精神とそれを受け継ぐ作家たちの作品です。

 メインキャストは映画やテレビドラマ、CMで活躍する栗山千明、ゲストモデルは杏、そしてナレーターとモデルとして特別出演をしたのは、浅野ゆう子です。栗山千明が着物を着て新緑の中を歩む映像で開幕、彼女もモデルの一員として羽田さんの着物を着て舞台に登場しました。

 ショーはシャンソン歌手パトリック・ヌジェさんや、オレンジペコーの穏やかな歌声をはさみながら進み、Diorのショーでは杏も登場。そして、最後に着物で浅野ゆう子が登場しました。栗山千明ももちろん美しかったのですが、やはり、ゆう子姉さんの貫録にはさすがだと思いました。着物やDiorのドレスの詳細をここに書く力を持っていませんので、触れませんが、Diorのドレスもよかったけれど、やはり京友禅の着物の格といったものを改めて認識しました。着物って、すばらしいですねえ。それと、アコーディオンを奏でながら歌うヌジェさんの「バラ色の人生(La Vie En Rose)」は、聞きほれてしまいました。

 ファッション カンタータ フロム キョート。毎年、JR西日本の関係者から特別招待状をいただき、出席させてもらっています。京都人として、和装の文化を考えるよい機会をもらって、感謝しています。(左が招待状)


 そして、京都駅に戻って昼食を取り、16時17分発の下り普通電車に乗ったところ、4076レと同時発車。しかし、321系の加速が上回り、西大路に1分ほど先着したので、もっていたコンデジで下り本線を通過する4076レ、EF81-406号機を撮りました。
 また、8866レの梅小路到着もほぼ同時刻のため、上りホームに移って同列車の入線も撮りました。ただ、コンデジで連写したことがほとんどないので、8866はタイミングを間違え、今イチでしたが・・・。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週刊モーニング カレチ 第5話 「車掌弁」

2009-06-13 | いろいろなこと

 おなじみの週刊モーニング・読み切りシリーズ「カレチ」第5話が、6月11日発売の28号に掲載されました。ほぼ、月1掲載の感じですね。

 今回のタイトルは車掌弁。緊急時に車掌が引く非常ブレーキのことです。今回、新米車掌の荻野が乗車しているのは、昭和40年代後半、大阪から富山へとひた走る481系ボンネット型特急の「雷鳥」です。物語はこの下り雷鳥と数日後の上り富山発大阪行き「雷鳥」で展開していきます。

 新米車掌の荻野は金沢を富山に向けて発車中、女性が首に巻いた赤いマフラーを駅員の赤旗と間違って車掌弁を引いてしまいます。遅れていた列車を富山到着時には定時に戻そうとしていたベテラン運転士の武藤は、軽率な荻野カレチに怒りを向けます。
 数日後、今度は上り「雷鳥」で再び、武藤と荻野が乗務することになり・・・。そして事件は起きます。小さな子供の生命を救おうとする荻野と、それに応えるべく懸命に運転する武藤。しかし、荻野はとっさの判断でまたも車掌弁を引き、列車を停車させてしまいます。
 運転席でがっくりする武藤。ですが、がっくりした理由は荻野の正しさを証明するものでもあったのです。

 定時運転に誇りを抱く運転士。それは乗客の安全のため。一方、車掌も安全第一で乗務しています。列車の運行に職務を賭す人々の姿を見事に描いた秀作。まだ、お読みでないかたは、ぜひお求めください。

 写真は489系の下り「ふるさと雷鳥」です。夏場に冬の写真かと思われるかもしれませんが、モーニングの「カレチ」の舞台が冬でしたので、それに合わせてみました。

2008-12-30 JR西日本湖西線 近江舞子-北小松
Nikon D300,AF-S Nikkor 24-70mm F2.8G ED,28mm,ISO 200
1/500秒,f7.1,-0.3段,WB:晴天

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

琵琶湖線のゴマちゃん

2009-06-13 | EF81

 6月7日の撮影の締めくくりは、JR琵琶湖線を行くEF81-501号機です。この日は4076レに充当されているという情報をいただいていたので、8865レに並ぶ重要撮影列車と位置付けていました。
 EF81の500番台、ゴマちゃん族は出場明けのきれいな503号機を撮っていますが、501と502は未撮影でした。したがってゴマちゃん1号である501号機はどうしても押さえておきたかった機関車です。

 午前中から13時ごろまでいた野洲-篠原間でそのまま撮影してもよかったのですが、あえて移動しました。この前、monさんが開拓されたポイントに行ってみることにしました。ただ、場所的にこの季節、雑草が生い茂っていることが心配です。そのため、母から花き用のハサミを借りて、持参しました。

 案の定、足の踏み場もないほど草がぼうぼうです。そこで、やおらハサミを取り出し、ポイントの足元の草を切り、さらにカメラのファインダーをのぞいて邪魔だと思われるところの草も切り倒しました。ついでに上りの1072レなども撮影するべく、振り返って反対方向の草もよいしょ、うんしょと切りました。

 そうして撮影したのが、この写真です。本当は、左の草がもっと伸びていて線路にかかっていたのですが、邪魔なところだけ切りました。雑草ですので、繁殖力は旺盛です。きっと1、2週間もすれば新たに成長して、撮影するなら再び、草刈りが必要になるでしょうね。

 501号機は側面がかなり汚れています。この塗り分け、夜間に遠くから見るとEF65に見間違いそうですが、車体下半分の色が65の一般型更新色機より白いように感じます。JR貨物・富山機関区のEF81は薄汚れた感じのカマが多いですが、一方、それはこれまでよく働いてくれた証明でもあります。
 このブログによく来てくださる「さくらねこ」さんは、ご自身で撮影された汚れた81について「くすんだ色は懸命に走ってきた証 がんばれ」と声援を送っておられます。また、安土の「愛しき」さんも、きれいな81もいいが、汚れたカマにも愛着を感じるとおっしゃっています。
 さて、皆さんのお考えはいかがでしょうか。

2009-6-7 JR東海道線 稲枝-能登川 4076レ
Nikon D300,Sigma APO 70-200ミリ F2.8 Ⅱ EX DG MACRO,70mm,ISO 200
1/800秒,f7.1,1-0.3段、WB:晴天

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へにほんブログ村
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする