JR京都線の長岡京駅から京都方を望むと、線路が大きく起伏していることがよくわかる。長い貨物列車がそこをうねりながらやって来るシーンを撮影しようと、きょう6月6日は、愛用のシグマの150-500ミリズームに×1.4のテレコンを付けて狙ってみることにした。
最近、公私にわたって少々忙しく、本来休みのこの日も出社した。16時前に帰宅し、その後、このレンズとテレコンだけを持って長岡京に向かった。ぎりぎりEF65-100が引く8866レに間に合うかと思ったが、乗車した223系が同駅に着く直前、すれ違ってしまった。これは想定のことで、運がよければ撮れるかなと思っていた程度のため、本命のEF81牽引4076レに意識を切り替える。
上りホームの京都方先端には、先に青年が一人おられたが、しゃがんで撮影されるということなので、その上から抜かさせてもらうことにした。
セッティング終了直後、もう一人来られたので振り返ると、先週の土曜日もここでご一緒した神戸の方だった。お互い話が弾み、待ち時間もあっと言う間に過ぎ、4076レのライトが見える。ファインダーに目をこらしていると、内側から不穏な気配が・・・。なんと下り321系がぐんぐん追いついてきて、4076レの編成の3分の2程度が被ってしまった。カマと数量のコキは写っているのだが、これでは狙いの「うねうね」がわからない。気を取り直して梅小路16時30分発の5075レを狙うことにした。
この日も下り中心に貨物ダイヤが乱れており、4076レの直後に66-104号機の貨物が下ってきた。予期せぬ出現だったが、撮影はきちんとできた。66の100号機の中でも8両しかいない一次型なので、これはこれで価値がある。ただ、編成がやや短めでうねりを表現するには、やや物足りなかった。あとで掲示板の書き込みを見ると、5063レだったらしい。
EF210が引く5075レは、ほぼ定時でやってきた。この列車はそこそこ長く、しかも、ほぼコンテナ満載だったので「うねうね」を見せてくれた。
もともとF値の暗い超望遠ズームにテレコン付きなので、露出は厳しい。したがって晴天時限定の撮影になるのだが、なんかはまりそうな予感がする。
2009-6-6 JR西日本向日町-長岡京 5075レ EF210-108
Nikon D300,Sigma APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM,×1.4倍テレコンバーター使用
600mm,ISO 400,1/500秒,f10,+0.3段,WB:晴天
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