リハの最中、こりゃアピア対稲生座対決だな、という声が聞こえた。
この日の競演者、イチロッカーさんとローライフサーファー(バンド)は、稲生座の出演者らしい。
で、この日、なんと恋川春町さんが来て飛び入りでやるという。
アピア組がカワカミアラタ、恋川春町、田中眞紀子というわけか。
現地の出演者は浜田正さんだけだったが、この浜田さん、すんごい良いのよね。
どっちかっていうと函館君系なんだが、やたら年輩者にシンパシーを感じているらしく、「頑張れっ!」て言う相手が40代50代であることが嫌味が無くて、思わず一緒に頑張れって言いたくなる様な素直な気持ちにさせるというか、、、
群馬のミュージシャンは、アンダーソンといい、なかなか素朴かつ強力であるな。
一番手イチロッカー、二番手カワカミユニットときて、恋川さんのポエトリー。
私が次だったので店の中では聞かなかったが、外に漏れ聞こえるそれは、おぉ~っ、気合い入ってんなぁ!いう怒迫力。
彼女、明け方帰る時に、まだ帰んないの?って聞いたら、次の日も見て行きますって…
わ、わ、わ、若い子は違うわぁ…
事前にどんなエレピかわからなかったので、最悪のケースを想定すると(ごめんなさいね~!)出来る曲がどうしても限られる。
独パンのチバ大三氏などにも様子を聞いて、組曲「未明」30分版にするかと考えていたのだが、1月5日のアンダーソンのアピアライブの日に前橋のカワカミユニットのセットリストを決めて、それから練習してみると、どうもしっくりこない。
対カワカミアラタなら問題はないんだけど、アラちゃんのライブを一緒にやるとなると、アラちゃんのライブの流れはすなわち私の流れでもある訳で、それと合わせて自分のライブを通してみると、どうしても「未明」一本だと自分の中からNGが出るのであった。
田中眞紀子ソロ
<セットリスト>
1.ダイヤモンド
2.踏み絵
3.死んじまいたい
4.未明
5.米兵たちのイラク
6.マリア
アンコール
1分の魔法
さすがにリハ、本番を通してあれだけ弾かせて貰えれば、指先のこそばゆいのもシールだらけの鍵盤の絵面も充分慣れ(笑)、前半3曲は順調であった。
行きの電車だったか、アラちゃんから「ライブ中にマスターが話かけて来るんだよ」という情報を聞いていて、事前に私にライブ中に話しかけないよう釘を刺しておいたので、まぁ、大事には(笑)至らなかった。
このブログをここまでお読み下さった方には、大体ご想像はお付きであろうかと思われるが、この後、大ポカをする。要するに「未明」で歌詞を忘れて止まっちゃったんである。
これはびっくりしたね、自分でも。
それこそ今まで一度たりとも忘れたり間違えたりした記憶が無い場所なのだ。
しかも「どうしよう…」とかあれこれ言って、多分見ている方々が相当困惑するような時間をくり出してしまったのである。
それでも「やる!」とかなんとか言って、再度、頭からやり直した。
14年間のライブ経験で、今までこういう事したことあったかな。
「ごめんなさい」って言ったことは何度かあるけどな。
不幸中の幸いは、やり直せるような早い段階で切れたことだ。
それからは、我ながら鬼のようだったね。(笑)
歌詞を忘れた所、2回目も危なかったんだけど、神は私を見捨てないでくれて、すんでの所で思い出し、「イラク」の途中でも歌詞が吹っ飛んだが強行突破し、本来とは全く違う意味で(笑)の怒濤の「未明」20分版は終了した。
`鬼’を支える為に、物凄い勢いで踏ん張っていた左足の太股のあたりが、未だに筋肉痛から解放されない。
そんなこんなで、本人としてはボロボロに傷ついていた状態で頂いたアンコールは、なんだかとっても悲しいのであった。
随分CDもお買い上げ頂いたし、素敵な人達と知り合えたし、終わってみれば楽しい前橋ツアーではあった。
あの時の映像を取られ、それが人手に渡ったり出回っているかと思うと、あの感覚が蘇ってしばらくは悶絶していたんだが(笑)、もう諦めましたよ。
また呼ぶからね、という佐藤マスターのありがたいお言葉を頂きましたが、さぁ、どうしたもんか…
ただ、ユニットとしてもソロとしても、ライブをする環境としては充分であったので、次回が万が一(笑)あるとしても、今回のような天パリ方はしないだろうなと、その辺は確信している。
CoolFoolで出会った皆さん、お世話になりました。
本当にありがとう!!
この日の競演者、イチロッカーさんとローライフサーファー(バンド)は、稲生座の出演者らしい。
で、この日、なんと恋川春町さんが来て飛び入りでやるという。
アピア組がカワカミアラタ、恋川春町、田中眞紀子というわけか。
現地の出演者は浜田正さんだけだったが、この浜田さん、すんごい良いのよね。
どっちかっていうと函館君系なんだが、やたら年輩者にシンパシーを感じているらしく、「頑張れっ!」て言う相手が40代50代であることが嫌味が無くて、思わず一緒に頑張れって言いたくなる様な素直な気持ちにさせるというか、、、
群馬のミュージシャンは、アンダーソンといい、なかなか素朴かつ強力であるな。
一番手イチロッカー、二番手カワカミユニットときて、恋川さんのポエトリー。
私が次だったので店の中では聞かなかったが、外に漏れ聞こえるそれは、おぉ~っ、気合い入ってんなぁ!いう怒迫力。
彼女、明け方帰る時に、まだ帰んないの?って聞いたら、次の日も見て行きますって…
わ、わ、わ、若い子は違うわぁ…
事前にどんなエレピかわからなかったので、最悪のケースを想定すると(ごめんなさいね~!)出来る曲がどうしても限られる。
独パンのチバ大三氏などにも様子を聞いて、組曲「未明」30分版にするかと考えていたのだが、1月5日のアンダーソンのアピアライブの日に前橋のカワカミユニットのセットリストを決めて、それから練習してみると、どうもしっくりこない。
対カワカミアラタなら問題はないんだけど、アラちゃんのライブを一緒にやるとなると、アラちゃんのライブの流れはすなわち私の流れでもある訳で、それと合わせて自分のライブを通してみると、どうしても「未明」一本だと自分の中からNGが出るのであった。
田中眞紀子ソロ
<セットリスト>
1.ダイヤモンド
2.踏み絵
3.死んじまいたい
4.未明
5.米兵たちのイラク
6.マリア
アンコール
1分の魔法
さすがにリハ、本番を通してあれだけ弾かせて貰えれば、指先のこそばゆいのもシールだらけの鍵盤の絵面も充分慣れ(笑)、前半3曲は順調であった。
行きの電車だったか、アラちゃんから「ライブ中にマスターが話かけて来るんだよ」という情報を聞いていて、事前に私にライブ中に話しかけないよう釘を刺しておいたので、まぁ、大事には(笑)至らなかった。
このブログをここまでお読み下さった方には、大体ご想像はお付きであろうかと思われるが、この後、大ポカをする。要するに「未明」で歌詞を忘れて止まっちゃったんである。
これはびっくりしたね、自分でも。
それこそ今まで一度たりとも忘れたり間違えたりした記憶が無い場所なのだ。
しかも「どうしよう…」とかあれこれ言って、多分見ている方々が相当困惑するような時間をくり出してしまったのである。
それでも「やる!」とかなんとか言って、再度、頭からやり直した。
14年間のライブ経験で、今までこういう事したことあったかな。
「ごめんなさい」って言ったことは何度かあるけどな。
不幸中の幸いは、やり直せるような早い段階で切れたことだ。
それからは、我ながら鬼のようだったね。(笑)
歌詞を忘れた所、2回目も危なかったんだけど、神は私を見捨てないでくれて、すんでの所で思い出し、「イラク」の途中でも歌詞が吹っ飛んだが強行突破し、本来とは全く違う意味で(笑)の怒濤の「未明」20分版は終了した。
`鬼’を支える為に、物凄い勢いで踏ん張っていた左足の太股のあたりが、未だに筋肉痛から解放されない。
そんなこんなで、本人としてはボロボロに傷ついていた状態で頂いたアンコールは、なんだかとっても悲しいのであった。
随分CDもお買い上げ頂いたし、素敵な人達と知り合えたし、終わってみれば楽しい前橋ツアーではあった。
あの時の映像を取られ、それが人手に渡ったり出回っているかと思うと、あの感覚が蘇ってしばらくは悶絶していたんだが(笑)、もう諦めましたよ。
また呼ぶからね、という佐藤マスターのありがたいお言葉を頂きましたが、さぁ、どうしたもんか…
ただ、ユニットとしてもソロとしても、ライブをする環境としては充分であったので、次回が万が一(笑)あるとしても、今回のような天パリ方はしないだろうなと、その辺は確信している。
CoolFoolで出会った皆さん、お世話になりました。
本当にありがとう!!