本州で越冬したハクチョウが飛来して水田で落穂をついばんでいる。
30~50羽ほど毎年この時期に羽を休めて、体力が回復した今月下旬にシベリアに向けて飛び立つ。
農家のビニールハウスでは水稲の種まき作業が始まった。
機械を使って、発芽した種籾3~4粒を成苗ポットに落とした後トロッコでハウスの中へ運んで並べていく。
ハウスの中はもう真夏日の気温になっている。
道産米を販売しているホクレンは、最高の食味との呼び声が高い「ゆめぴりか」を高級ブランド米として今秋から本州で売り出す。
品質にばらつきを出さないためにも作付けは特定農家に絞って種籾を割り当てし、生産者・JA・普及センターで栽培技術の統一をはかるという。
いま、新潟の「こしひかり」「宮城の「ひとめぼれ」秋田の「あきたこまち」が高級ブランドになっている。
今年の秋からは、
北海道の「ゆめぴりか」も参入して一番うまい米の競争が激化する。