爺のつぶやき

後期高齢者で知識や話題に乏しい田舎ジジイですが、
見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

凍える冬

2011-12-11 20:25:00 | あれこれ
大雪山(旭岳)



長いながい冬の訪れです。
今年の冬は冷たい風が吹き、とても寒い。
被災者の皆さんは、いつもと違い「凍える冬」をむかえることと思うと胸が痛みます。


9日から札幌では福島の原発事故を受け避難している人を対象に賠償相談会が開かれています。
新聞では、8日現在、個人向け請求書類は全国7万世帯に発送し請求があったのは2万6千件、その内支払いは3千件と載っていた。
2センチにもおよぶという分厚い請求書類に被災者はとまどっているようです。
弁護士にお願いするしか方法がないというのはおかしな話です。


三陸を襲った津波は自然災害ですが、福島の原発事故はまぎれもなく人災である。
電力各社は多額のカネを政治家、官僚、大学教授に渡し「安全神話」のPRに注いできました。
「やらせ」も九州や北海道だけではないでしょう。
二本松のゴルフ場裁判でも裁判官は除染の訴えを退けました。
枝野官房長官の「ただちに人体に影響はない」と繰り返していました。
放射能に汚染されて訴えた事案が敗訴するというバカげた裁判がこれからも起きる気がします。



復興はいっこうに進まず、政権与党の民主党はマニフェストを何一つ実行することなく野田首相は公務員改革、議員定数を先送りして、「社会保障と税の一体改革」に不退転の決意で臨むといっている。
改革といえば聞こえがいいが、中身は「増税と給付の削減」です。



今年もあと20日ジッと国民は「凍える冬」に耐えることになる。
野田政権は陸前高田の一本松とどちらが先かナ・・・せいぜい来年の春までだナ・・・といっている人もいる。




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