つれづれなるままに

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iOS16のインストールと試用 (2)

2022年09月24日 | Weblog
昨日に続いてiOS16の新機能を取り上げる。

私が最も注目したのは写真から特定の被写体を切り抜く機能である。
iPhoneで撮った写真はiPhoneの「写真」アプリにあるので、目的の写真のファイルを開く。

写真の中から切り抜きたい対象の上に指を置くと写真がそれを感知して対象範囲の周囲が少し反応する。それを確認したら対象を指で押し上げる(または押し下げる)ように動かすと、対象部分がその方向に動く(上左)。切り取られる範囲を確認して指を話すと写真の周辺に「コピー 共有…」の表示が現われる(上中)。
メールやLメッセージなどのアプリに貼り付ける場合は「コピー」してアプリで利用する。
別の画像として保存する場合は「共有」を選択し「画像を保存」を選択すれば新しい画像として「写真」の中にPNGで保存される(上右)。PNGなので背景は透明になる。
下はオリジナル画像と青い背景に貼り付けた切り抜き画像である。

この写真の背景は単純なので切り抜きは比較的容易であると思われる。
但し、3体の人形の内、どれか1体の人形のみを切り抜くことはできなかった。これが全く異なる種類の人形であればそれぞれを区別するかもしれないが、その点は未確認である。

もっと複雑な背景の写真で試したのが下の写真である。

一見すると良好な切り抜き像が得られたように見えるが、よく見ると赤い円で囲った部分には背景が写っている。
対象範囲の認識が利用者の希望と一致しない場合は勿論あるし、切り取った画像の細かい部分には問題もあるが、現状でも利用価値の高い優れた機能であると感じた。

次に、メッセージの送信を取り消すことができるという触れ込みにも興味があったが、これはイマイチという感じである。

送信から2分以内であれば取り消したり、編集し直したりできるというのだが、送信先(受信側)もiOS16でなければ取り消しが効かず相手に届いてしまうらしい(上右)。
実際、連れ合いのiPhone7で試したところ、取り消したメッセージも届いていた。
これではAndroidスマホの所有者に送ったメッセージも取り消しが効かないと思われるので、使える範囲はごく限られる筈である。少なくとも現時点では殆ど役に立たない機能ではないかと思う。



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