市議会議員の定数が4つ削減されることが12月市議会に提案されています。
これが通れば、議員の定数は52から48となります。
発議者である自民党の定数削減の理由は「経費削減」とのこと。
私自身も経費削減に努めることについてはおおいに賛成です。
でも、議員定数を削って経費削減を行うのは、議会としては最後の最後に行うべき
「苦肉の策」だと思うのです。
なぜなら、議員を減らせば、
市民の多様な意見を議会に届けるパイプが狭くなることになります。
また、議会として、市民のために市政が行われているか、チェックする能力も弱くなります。
たしかに、議員の数を削って経費削減というのは、手っ取り早い「議会改革」のように思えますが、
決して市民のためにはなりません。
定数削減を発議した5名の自民党市議のうち4人は、
年1回の一般質問の機会があるのにもかかわらず、
今期(H15.2回定例議会~H18.4回定例議会)の一般質問回数は0回です。
議員定数削減で議会改革をするまえに、
発言の機会を活用しようとしないその姿勢こそ、改革したらどうでしょうか?
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