熊本市議会議員なすまどか~まどかレポート

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熊本市議会議員 那須円(なす まどか)の活動日記

国保料の引き下げを幸山市長に要請

2007年05月14日 | 熊本市政のおはなし
選挙の公約でもある「国民健康保険料の引き下げ」を求め
幸山市長に対して申し入れを行いました。

 
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高すぎる国民健康保険料にお困りの方はいらっしゃいませんか?
熊本市の国保料は県下14市の中で最も高い金額となっています。

例えば、年間所得150万円、3人家族のご家庭が負担する保険
年間で25万円。なんと2ヶ月分の給料に相当する金額です。

国保料を払いたくても払えないという方が増えるのも当然です。
保険料を払えずに、とうとう保険証の有効期限が切れ、
手元に保険証がないという世帯が市内で9000世帯近くあります。
病気になってもお医者にかかることができないという大変深刻な実態です。

収入の格差を命の格差にしてはならないと思います。

申し入れでは、
・保険証のない世帯に対して一刻も早く国保証を届けること
・短期保険証の機械的な発行は中止すること
・高い国民健康保険料の引き下げを行うこと
などを申し入れました。

市長は「機械的な対応ではなく、実態に応じた対応をしていきたい」と答弁。
あまり踏み込んだ答弁はありませんでしたが、国による国保制度の改善の必要性など
一致するところもありました。

今後も、署名行動などにも取り組み、国保料引き下げについてがんばりたいと思います。
ぜひ、ご協力いただければと思います。


また、国保の問題とは別に、
6月からの住民税増税に対応する相談窓口を設置すること
介護保険料についても、年金控除の縮小による07年度の引き上げは中止すること
定率減税の廃止に連動した国保、介護の引き上げは行わないこと
介護保険の見直しにより、自己負担となった「電動車イス」「介護ベッド」レンタル料に
自治体独自の助成措置を行うことなどを要請しました。

申し入れ文書の詳細については、
近々共産党市議団のホームページでご紹介したいと思います。