続姿三四郎
1945年、昭和20年
監督:黒澤明
出演:藤田進、大河内伝次郎、月形龍之介
明治時代中期の柔道家、姿三四郎の話。前作の柔術家との戦いに引き続き、今回は空手家との戦い。太平洋戦争時の作品としてはプロパンガンダ性が少ないような気がした。三四郎の戦いは今でいう異種格闘技戦が主でアメリカ人ボクサーとの戦いもある。空手家役のまだ若い月形龍之介さんとその弟の河野秋武さんが良い味を出していた。今回の一騎打ちのシーンは雪の中で、このシーンに関しては風の中の前作の方がよかった気がしましたが、どことなくユーモラスな戦いです。最後、いかにも悪役とった空手家と三四郎が打ち解けるという珍しい展開で、むしろこのあたりに戦時中を感じたりした。役者の動きに音楽があわせてあったりして、カワイイ演出あり。黒沢映画の女性はこの頃から紋切り型のお姫様やお母様な感じがした。大衆娯楽作品といった感じの作品。
ところでこれはGoogle Videoで見ました…青空文庫の映画や音楽版も作ってほしいなあ。明治、大正の歌とか、手軽に聞きたいなあ…著作権が消滅しても値段据え置きなのかなあ。。
1945年、昭和20年
監督:黒澤明
出演:藤田進、大河内伝次郎、月形龍之介
明治時代中期の柔道家、姿三四郎の話。前作の柔術家との戦いに引き続き、今回は空手家との戦い。太平洋戦争時の作品としてはプロパンガンダ性が少ないような気がした。三四郎の戦いは今でいう異種格闘技戦が主でアメリカ人ボクサーとの戦いもある。空手家役のまだ若い月形龍之介さんとその弟の河野秋武さんが良い味を出していた。今回の一騎打ちのシーンは雪の中で、このシーンに関しては風の中の前作の方がよかった気がしましたが、どことなくユーモラスな戦いです。最後、いかにも悪役とった空手家と三四郎が打ち解けるという珍しい展開で、むしろこのあたりに戦時中を感じたりした。役者の動きに音楽があわせてあったりして、カワイイ演出あり。黒沢映画の女性はこの頃から紋切り型のお姫様やお母様な感じがした。大衆娯楽作品といった感じの作品。
ところでこれはGoogle Videoで見ました…青空文庫の映画や音楽版も作ってほしいなあ。明治、大正の歌とか、手軽に聞きたいなあ…著作権が消滅しても値段据え置きなのかなあ。。