あとだしなしよ

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丹下左膳余話 百万両の壺

2007年02月22日 | 日本映画
丹下左膳余話 百万両の壺
1935年、昭和10年、日活(京都撮影所) 
監督:山中貞雄
出演:大河内伝次郎、喜代三、沢村国太郎

丹下左膳でがす。『タチマチ起こる剣劇のひびきー♪』のチャンバラ映画ではなくお江戸のホームドラマになってました。もっと血も涙も無い左膳を期待していたので、個人的には残念でした。チャンバラシーンはほとんど無くてやっとチャンバラしたかと思ったらすぐに終わってしまいました…フィルムを切ったのはGHQの陰謀???か…こういう左膳があるのは知っていたのですが…大河内伝次郎の丹下左膳は出てくるだけでムムッとくる迫力があるので、問答無用にバサバサと切り倒す左膳はさぞかし迫力があったと推測できました。伊藤大輔監督の新版大岡政談とかを見れば良いのかな…ミタイ…でも、お話はよくできていて、用心棒の左膳とおかみさんの掛け合いが夫婦漫才的で、可笑しかった。セットで作った江戸時代の町も面白かった…ロケは京都の街かなあ…沢村国太郎が加東大介に似ていると思っていたら、お兄様だったか。そんな話を聞いたことがあったな…