2005年から毎月一回は記事を書いていたのが途切れてしまった。
まあ、いいや…
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辺野古沖でジュゴン確認 普天間移設予定先に食跡 防衛局公表せず
米軍普天間飛行場の県内移設で埋め立て予定の沖縄県名護市辺野古沿岸の海域を、絶滅の恐れが極めて高いジュゴンが昨年、3年ぶりに餌場として使ったことを示す食跡を沖縄防衛局が確認していたことが21日、分かった。
防衛局は3月、移設によるジュゴンへの影響は小さいとして埋め立てを申請したが、「公表を目的とはしていない」として今回の情報は公表していなかった。
現場は、国内に数頭しかいないともされるジュゴンの餌となる海草が豊富に生えた貴重な海域として知られる。ジュゴンが繰り返し餌場としていることが分かったことで、県知事が今後出す埋め立て可否の判断にも影響を与えそうだ。
共同通信が情報公開請求で入手した調査報告書によると、昨年4~6月に毎月、埋め立てで消失する辺野古沿岸でジュゴンが海草を食べた跡を確認した。藻場に筋状の跡が残るのが特徴で、昨年の4月に4本、5月に7本、6月に1本見つかった。
付近では2009年6月にも海草を食べた跡が見つかっている。その後は確認が途絶えていたが、時間を置いて再び餌場となることが鮮明になった。
また、昨年5月に辺野古に隣接する大浦湾でジュゴンが泳ぐ姿が確認されたことも判明した。湾内に大量の岩石を投下して造る資材置き場の予定地近くで遊泳していた。ジュゴンは過去にもたびたび大浦湾に姿を見せており、工事の影響が懸念される。
防衛局が事前に実施した環境影響評価(アセスメント)は今回の調査結果を考慮していないが、防衛局は「過去にジュゴンの食跡が確認されたことを踏まえてアセスを実施しており、(今回の調査で)結論が変わることはない。移設を見直す考えはない」としている。
移設は見直さない
沖縄防衛局の話 調査はその都度結果を公表することを目的としていない。環境影響評価は、過去に移設予定地内でジュゴンの食跡が確認されたことを踏まえて実施している。今回の調査結果で結論が変わるとは考えていない。藻場の消失対策として、海草の移植などを可能な限り実施する。辺野古への 飛行場移設 を見直す考えはない。
再び利用を始めた
日本自然保護協会の 安部真理子 (あべ・まりこ) さんの話 辺野古沖は過去にジュゴンのふんや海草を食べた跡が見つかっている。2004年ごろにボーリング 調査などをした のでその後は避けていたが、再び利用し始めたと考えられる。藻場が一度使われなくなったから、その後も使われないということではない。沖縄防衛局は海草を移植するとしているが成功する保証は全くない。移設は見直すべきだ。
環境の重要性高まる
【解説】米軍普天間飛行場の移設 予定海域 を絶滅の恐れの極めて高いジュゴンが3年ぶりに餌場として使ったことが確認された。 環境上の重要性は、事前の環境影響評価(アセスメント)の時と比べ格段に高くなったといえる。
沖縄防衛局のアセスによると、移設 予定海域 でジュゴンが海草を食べた跡は2009年を最後に確認がなかった。だが今回の調査結果は、沖縄本島最大規模とされる辺野古の藻場をジュゴンが放棄したわけではなく、今後も利用する可能性があることを明確に示した。
最近使われていない藻場も保全すべきだとの指摘は前からあった。若いジュゴンは他の個体と競合しない新たな餌場が必要となるためだ。実際、今回のジュゴンは数年前に親離れし、餌場を求め広範囲を移動しているとみられ、指摘の正しさが裏付けられた形だ。
周辺は、絶滅危惧種のアオサンゴが生息し、ウミガメが産卵に訪れることでも知られる。沖縄県知事が「環境保全は不可能」と指摘するなど計画を疑問視する声が強い。今回の結果を見ても、建設と環境保全が両立すると考えるのは無理だとの指摘もあり、計画撤回やアセスのやり直しを求める声が一層強まると予想される。
(共同通信)
辺野古沖でジュゴン確認 普天間移設予定先に食跡 防衛局公表せず : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース) http://www.47news.jp/47topics/e/245846.php
5.21金環日食が中止 理由は「安全に見ないと危険」【2012年4月1日 アストロアーツ】
今年5月21日朝の金環日食が、「安全な方法で見なければ目を傷める恐れがあり危ない」という理由により中止が決定した。注目の天文現象として関連商品の売上も期待されていたが、日本の国土ではなく日本の経済に暗い影を落とすことになりそうだ。
日本の日食帯
5月21日は、太平洋側の地域(青色の帯の部分)で金環食、それ以外の日本全国で大きく欠けた部分食が見られる…はずだった。クリックで拡大
日本国内では25年ぶりに見られるとして話題になっていた天体ショーが突然の中止となった。5月21日朝、東京・名古屋・大阪などを含む太平洋側では太陽がリング状となる金環食が、それ以外の日本全国でも大きく欠ける部分食が見られるはずだった。
中止の理由となったのは、「太陽を見ることの危険性」。日食といえば、太陽がすべて隠れあたりが暗くなる皆既食のイメージが強いが、金環食ではリング状に残った部分が強烈な光を放つために暗くなることはなく、肉眼では欠けた様子も見ることはできない。無理に見ようと太陽を直視すると目を傷めてしまうため、非常に危険なのだ。
サングラスなどのような「黒っぽい、透過性のあるもの」では十分に減光できないため、安全とは言えない。「太陽観察用の専用フィルターを使って見る」か、「小さな穴を通す、あるいは鏡で反射して投影した太陽光を見る」しか観察方法がない。
さらに、今回の日食は生徒・児童の登校時間にも重なる。上述のように太陽観察には大きな危険が伴うほか、道路上で見上げるなど交通の上での危険性も考えられるため、大人がそばについて適切な方法で観察を行う必要がある。
こうした呼びかけは文部科学省や天文界などでも行われてきたが、「中止になる恐れがある」という警告はさすがになされていなかった。
金環日食中止は、関連商品の売上にも大きな影響を与えそうだ。月刊「星ナビ」や天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」などを制作する株式会社「アストロアーツ」では、金環日食特設サイトを開設して情報を発信するほか、日時や場所を設定して各地の日食の経過を詳しくシミュレーションできるソフト「エクリプスナビゲータ 2012」や、大判で見やすく、切って使えば5人分の日食メガネにもなる「日食観察プレート」など数々の関連商品を開発・販売してきた。4月5日には「星ナビ増刊 金環日食を見る(観察プレート付き)」(500円)が全国の書店・コンビニなどで発売される。
アストロアーツの小熊正美社長は、「日食は多くの方々にとって宇宙の神秘に親しむよい機会。危険だからこそ、安全な方法で楽しんでいただくための解説本やグッズを作ってきたが…」と残念がる。
一方、月刊「星ナビ」の川ロ編集人は「こんなこともあろうかと、アストロアーツの金環関連本では6月6日の金星太陽面通過や、11月14日のケアンズ皆既日食についても取り上げている。3月から発売されているムック「金環日食2012」では30年後までに起きる金環日食・皆既日食をすべて解説し、太陽関連のイベントをこれからも楽しんでもらえる保存版になっている。天文の楽しみは一過性ではなく一生続けられるものだから、1回の金環中止ごときではめげません」と意気込む。
危険性の周知と安全性の向上をいっそう図り、金星の太陽面通過や11月の日食、さらに今後も数多く起こる天文現象を安全に楽しみたい。
なおエイプリルフールについては多分危険性がないため、日曜日でも中止にはならないとのことだ。
5.21金環日食が中止 理由は「安全に見ないと危険」
「基地」直訴へ訪米団出発
出発を前にガンバロー三唱で気勢を上げる訪米団=21日午前、那覇空港出発ロビー 2012年1月22日 09時43分 (10時間13分前に更新)
沖縄の米軍基地問題の現状を訴える「アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会」訪米団(団長・山内徳信参院議員)が21日、ワシントンへ向け出発した。那覇から成田経由で渡米。国会議員や県議、市民グループメンバーら24人が4チームに分かれ、23~26日の日程で米連邦議員やシンクタンク関係者らと面談し、普天間飛行場の県内移設反対や日米地位協定改定などを求める。28日帰国する。
那覇空港で行われた出発式で、参院議員の糸数慶子副団長は「沖縄の基地問題を正しく伝えたい。民意が動けば必ず政治を動かすことができる。道をしっかり開けてきたい」と語った。
米軍属による交通事故で友人を失い、地位協定の問題を訴える新垣翔士さん(21)は「基地被害を受けてきた人たちのため、沖縄の未来のため、県民の声を届けたい」と決意。訪米中に、その軍属の初公判が予定されており「自分も米国で頑張るので、裁判もいい方向に向かってほしい」と話した。
同日、東京のJR新橋駅前では「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」の主催で、訪米団にエールを送る集会が開かれ、約40人(主催者発表)が参加した。
沖縄タイムス | 「基地」直訴へ訪米団出発
台風第2号 (ソングダー)
平成23年05月28日21時50分 発表
<28日21時の実況>
大きさ -強さ 強い
存在地域 久米島の西北西 約30km
中心位置 北緯 26度25分(26.4度)
東経 126度30分(126.5度)
進行方向、速さ 北東 40km/h(21kt)
中心気圧 950hPa
中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
最大瞬間風速 60m/s(115kt)
25m/s以上の暴風域 全域 130km(70NM)
15m/s以上の強風域 全域 440km(240NM)
<29日08時の実況>
大きさ -強さ 強い
存在地域 屋久島の東南東 約60km
中心位置 北緯 30度00分(30.0度)
東経 131度00分(131.0度)
進行方向、速さ 北東 50km/h(26kt)
中心気圧 965hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
25m/s以上の暴風域 全域 90km(50NM)
15m/s以上の強風域 全域 390km(210NM)
gradi による放射性物質の移流拡散シミュレーション 概要
gradi による放射性物質移流拡散シミュレーションの結果を可視化しました。 すでにSPEEDIや各国気象庁によるシミュレーション結果が公表されています。 しかし前者の計算は線源に近い地域に限られており、 また後者の計算は広範囲ではあるものの空間的に粗いものでした。
これに対し、gradi による本シミュレーションでは、 東京近郊でのより詳細な放射性物質の分布を見積もっています。 加えて、シミュレーションでは降雨による放射性物質の落下の影響が考慮されています。
放射性物質移流拡散シミュレーション 2011年3月12日-2011年3月27日
左パネルは移流物質の濃度、右パネルは雨で落下した物質の(積算)濃度を表しています。両パネルとも対数間隔です。
株式会社 K & F Computing Research
“約16時間後 大部分溶融” 5月15日 20時46分
いわゆる「メルトダウン」が起きたとみられる、東京電力福島第一原子力発電所1号機について、東京電力は、これまでに得られたデータを解析した結果、地震が発生してからおよそ16時間という短い時間で大部分の燃料が溶けて原子炉の底に落下したという評価を明らかにしました。現在、得られている温度などの情報から、原子炉の底には大規模な破損は起きていないとみています。
福島第一原発1号機では、「メルトダウン」が起きて原子炉に穴が開くとともに、格納容器も損傷して、高濃度の汚染水が原子炉建屋の中などに大量に漏れ出しているとみられています。東京電力では、これまでに得られたデータを基に、津波が到達して以降、冷却機能が失われたと仮定し、1号機の原子炉の状態を解析した結果を明らかにしました。それによりますと、地震発生直後に原子炉が自動停止してからおよそ3時間後の3月11日午後6時ごろに、原子炉の水位が燃料のいちばん上の部分にまで下がり、その1時間半後の午後7時半には、一部の燃料が損傷し始めたということです。この段階で、燃料の温度は2800度まで上がり、その後、燃料の溶融が一気に進んで、地震発生から16時間後の3月12日午前6時50分ごろまでに大部分の燃料が溶けて、原子炉の底に落下したという評価を明らかにしました。東京電力によりますと、1号機の原子炉への注水は3月12日の午前5時50分から継続して行われ、その後、温度が下がっていることなどから、原子炉の底に小さな穴は開いているものの、大きな破損はなく、今後、外部への大規模な放射性物質の放出につながることはないとしています。
“約16時間後 大部分溶融” NHKニュース