あとだしなしよ

Japanese text only..
落書きブログです。
報道記事の全引用は元記事消去への対応です。m(__)m

クリスマス

2007年12月25日 | 不定期日記
クリスマスの夜に、
むかし読んだを読み返していたら、
ちょうどクリスマスの日のエピソードがでてきた。
ヒロインはヒロシマの原爆を製造した製造会社のタイピストたち。
その会社はその国のトップクラスの技術者たちが集まっている。
彼女たちが上司からイブにプレゼントされたチョコレートのお返しにと、
全員で賛美歌を歌うシーンだった。
100人の女の子たちがありあわせの紙で作った
おそろいのカラーを着けて
賛美歌隊になりすまし、
「ああ、小さき村ベツレヘムよ」
を歌う。

「全ての年の希望と恐れ、今宵われらとともにあり」

本をぱらぱらめくっていたら
勤めていた工場の食券がページの間にはさまっていた。
しおりにしていたのだろうか。
本の発行された日付はぼくが中学生のときだった。
話のスジはみんな忘れていたが、
むかしよりいろんなことが読み取れた。
いまもむかしも
不公平で理不尽な世の中は
あまり変わっていないけど
ぼくのまわりはずいぶん変わった。

そのなかでも
かわらないことがあって
まわりにいてくれるならば
それはとてもたいせつなこと
なのかもしれない

この本の作者は今年亡くなった。

いつか読書をする日

2007年12月09日 | 日本映画
いつか読書をする日
2004年、スローラーナー
監督;緒方明
出演;田中裕子、岸部一徳

田中裕子さんといえば現在の日本を代表する大女優だと思うのだが、不思議と映画の出演は少ないよう。彼女の若い頃の代表作はジュリーと共演した寅さんであろうか。日本映画界はあの田中裕子のベストな姿を後世に残せたのであろうか。。なんか盆地で市電が走っていて、ここはどこだろうと思っていたらな長崎であった。地方都市ではまだまだ路面電車が走っているところも多いが、時代遅れだなんて思わない。バスと市電ってどっちが省エネなんだろうって映画とは関係ない…独身のふつうより地味な女性の話で、ジミな話というかほとんどの人の人生は地味なわけでして、あんな生き方もしゅっとしていてすごく素敵だ。男も二枚目ではないが、なんだか男らしい人物である。児童虐待の現場はとてもリアルで悲しい現実に思えた。彼女は牛乳配達とレジ打ちの仕事をしているのだが、実はとても読書家で、家の本棚には本がたくさんある。牛乳配達はハタチから続けているそうで、なにが楽しいのかわからないところもありますが、それが生き甲斐なんだそうだ。そしてそれは、すばらいいことだ。いまどきに牛乳配達を頼んでいるのは老人家庭が多いよう。クライマックスに雨が降る。それは悲しい恋愛の結末を予感させ、まちうける運命を暗示するものだった。
岸部一徳と堂々わたりあう田中裕子を見ていると、世間から見れば低所得のワーキングプアだとかなんだとかぬかすんだろうが、そんなことは言わせない気高さが彼女の表情にはあるのだ。それは自分のちからで生きていることへの、確信のあらわれなのだろうか。

花とアリス

2007年12月08日 | 日本映画
花とアリス
2004年、東宝
監督:岩井俊二
出演:鈴木杏、蒼井優

おもしろかった。二時間を超える日常のシーンしか出てこない長い作品なのに、映像にいろいろ工夫されいて飽きなかった。一見軽い作品のように思えるが、ものすごく考えられて撮られているかんじがした。クライマックスのウソがばれるシーンで、下ねた落語とアップが交互に映るところの演出とか、でっかい鉄腕アトムとかおもしろかった。「太陽の王子ホルス」とかの小道具に反応していまう、さもしい私です。岩井監督さんは仙台の出身だそうで私も仙台に住んでいたことがあったり、監督の大学が横国だったりとそのせいかロケが神奈川県が多いように見えた。#東北本線もあったのかな??

ピーター・バラカンさんらに催涙スプレー

2007年12月08日 | さまざまなことを!
ピーター・バラカンさんらに催涙スプレー 東京の教会朝日新聞 - goo ニュース
ピーター・バラカンさんらに催涙スプレー 東京の教会 2007年12月8日(土)20:03* 朝日新聞

 8日午後1時10分ごろ、東京都港区三田4丁目のキリスト教会「キリスト友会東京月会」で、入ってきた男が、英国出身のキャスター、ピーター・バラカンさん(56)ら5人に催涙スプレーのようなものを吹きかけて車で逃走した。バラカンさんらは目やのどに軽傷を負った。警視庁が傷害事件として調べている。
 三田署の調べでは、バラカンさんらが教会の応接室にいたところ、目出し帽をかぶった男が突然入ってきて、スプレーを吹きかけたという。バラカンさんは、8日午後2時から開かれる歌と平和をテーマにした講演会に出演するため、教会を訪れていた。
 バラカンさんはテレビやラジオの音楽紹介番組に出たり、報道番組の司会を務めたりしている。

バラカンさんの出演のイベントは以下の内容。
"Peace with Songs"
音楽とピーター・バラカン氏の解説で過ごす午後のひととき
ピーター・バラカン氏の解説とともに、
「幸せに生きる」ことを願う音楽を聴くイベントです。
「幸せって、平和って、どういうことだろう?」を、
集まった人といっしょに考える機会になれば、と思います。
source

バラカンさんといえば、音楽評論以外でも原発や死刑問題などへの発言をされているかたなので、言論に暴力で対抗する卑劣な行為だと思われます。

テレビでやらない原子力の話

2007年12月08日 | 経済・政治・国際
原子力資料情報室(CNIC) - ニュース記事
11/14Atomでナイト?!国会議員と原子力トーク動画公開!!


上記の原子力資料室さまのページで、テレビのCMで核のリサイクルと宣伝されているものの実態が話されています。プルトニウムを燃やす高速増殖炉は、もんじゅが頓挫した時点で核のサイクルは破綻しています。プルサーマルもかえってコストが高く危険度も増すようだし、このためにわれわれの電気料金が使われていきます。民放は電力会社がスポンサーなので、この手の話は絶対にテレビでは放送されません。(NHKも期待できない。)
全部みるとけっこう量があるので忙しいかたは、自民党の河野太郎さんのはなしだけでも聞いてみて欲しいです。
考え方の違う人の話を聞くのも勉強になりました。


現在の技術で自然エネルギーを利用することで再生可能なものが実現するならば、こちらにシフトすることを考えるのは当然のことだと思います。

わたくしとしましては、今年も空調は付けないで暖房はちょっとだけにして厚着をして過ごすつもりです。電気のありがたさも分かっているつもりだし、べつに無理をしてるわけでも無いですよ。。

ジョンレノン

2007年12月08日 | さまざまなことを!
1980年12月8日
ビートルズのリーダー、 ジョン・レノンが、ニューヨークの自宅(ダコタ・ハウス)前で、ファンに射殺された。


ドリーム・パワー


先日朝の番組に小野洋子さんが出演されていたのを見た。幼少から現代美術家、ジョンとの結婚から現在までの人生を振り返られていた。ジョンと出会った個展のエピソードやCut Piecesのパーフォマンスの映像などが見られた。スタジオでの生のパーフォーマンスでは禅問答のような書道を披露されたりしていた。
細かいことは失念しましたが、だいたいこのようなことを発言されていて、それがとても印象に残りました。

"
望まないものを想像してしまうと
そうなってしまう…
望むものを想いうかべましょう
必ず実現するから…