あとだしなしよ

Japanese text only..
落書きブログです。
報道記事の全引用は元記事消去への対応です。m(__)m

今日の雲

2010年01月27日 | 気まぐれ徘徊記(デジカメ)
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今日の雲はなんか違う感じがした。



図書館で本を借りた。藤野可織さん「いやしい鳥」と獅子文六「大番 上」。純文学と思いつつ読み進めた「いやしい鳥」は途中で一変。文学かオカルトか。“オカルト” > “文学”のよな気がした。語り手がコロコロ変わり、読んでいて面白い文章でした。描写力スゴシ。
「真夜中の弥次さん喜多さん」の鳥人間を思い浮かべてしまったっちゃ。

円柱形!

2010年01月25日 | さまざまなことを!


☆前、前々世紀は物理学の世紀。経済学も。単純化…ひとつの見方ですべてを片付ける。
☆今世紀は生物学の世紀。文化人類学も。多様性…細かい違い、わたしがわたしであることに目を向ける。彼らが彼らであることを理解する。


○ 円柱形
 いきもののかたち、ツヨイ、丸くて長い、水が入っている

棘皮動物
 きょくひどうぶつ → ヒトデ、ウニ、なまこ。動かない。衝撃のキャッチ結合組織

珊瑚礁
 サンゴと褐虫藻(かっちゅうそう)の共生。ジュゴンの海もまもろう!*1

スケーリング
 からだの大きさが違うと時間の進みかたが違い、大きいとゆっくり進む。

○一回転
 生命は回るもの。動的な恒常性、親から子へ、まわる、めぐる。命のくさりの輪。



サーガディアンリズム


なまけもの
 ほとんど(18時間)寝てて動かない、苔が生え森と同化する。ゆっくり。呼吸も心臓も神経の伝わりもゆっくりだけど、長生きする。お腹もあんまりすかない。くさ食べる




*1…ジュゴンは珊瑚礁ではなく藻場にいるようです。

或る「小倉日記伝」の鈴の音

2010年01月24日 | 
 年末に松本清張のテレビを見たせいもあるのですが、或る「小倉日記伝」を読みました。
 森鴎外が軍人でクラウゼヴィッツの「戦争論」を講義したなんてゆう話もでてくるようにまだ男性が強かった時代に、主人公の男性はは社会的弱者として描かれます。母親が超美人であるとかが小説的な演出のような気もしました。子供時代の重要なエピソードで、とても仲良くしてもらった家庭があり、そこでとても幸せな時間を過ごします。その家庭のおじいさんが仕事に使う鈴の音の「ちりんちりん」という音を主人公はいつまでも覚え続けます。
 成人した主人公は頭はとても良いのですが、ハンデゆえに仕事にさえ就けない。書物、想像の世界に埋もれてゆくのですが(でも高等遊民でうらやましい)、ここでも、こどものころの想い出の「でんびんや」の鈴の音がきっかけで森鴎外に興味を持ちます。頭脳をもてあます彼は森鴎外の小倉時代の日記を探すことを人生の支えとして生きてゆきます。彼の母親も夫をなくしてからは、彼の面倒を見ながら苦しい人生を送ります。
 人生の最後の描写では、記憶の奥から聞こえてくる「でんびんや」の鈴の音が聞こえてきて、悲惨な人生を和らげてくれる気持ちになります。この鈴の音がなかったら、この小説の評価はどうだったのだろうと、考えたりします。悲惨、辛い、苦しい、孤独だけを訴えても、人の心には届きにくいのではないのかと。

サギ

2010年01月12日 | 横浜

近所の川にいたサギ?。赤い電車の京急の高架線の下なのです。
この川でサギを見たのは初めてで、魚をみつけて水辺に近づいたところ。
もう少し水位が減ると、狩りができるんだと思う。
この川は運河ではなく、もとからある川だと思うのですが、
満ち引きがある川ってのも変なのかなあ。
横浜の川はみどりぽいこんな色してます。
私の知る限り。。