横浜から関内までひさびさに散歩。
汽車はあるけど、歩いていこう
まずは東口のビル建築現場。たぶん日産のビル。
ほぼ外観は完成か。内部情報によると12月ごろできるらしい。
この先の信号をわたり、みなとみらいの美術館通りを抜けてランドマークタワーへと歩く。
有隣堂を目指し歩いてたら、なんだかオブジェが。。
横浜トリエン…なんとか、、、なんだっけ?
横浜トリエンナーレのオブジェだそうだ。
Elmgreen & Dragset "Catch Me Should I Fall" (落っこちたら受けとめて)
さてとと、ランドマークタワーを後にし、
古い建物の
破壊が進む北仲地区へ。
いちばん大きかった天蚕倉庫はすでに無く、むき出しになったれんが造りの倉庫が点在する。
天蚕倉庫は戦前の基幹産業のシルクの倉庫だったようだ。
シルクといえば、蚕。
蚕といえば、
野麦峠の女工さんの奴隷労働。
工場づとめは監獄づとめ
金のくさりがないばかり
籠の鳥より監獄よりも
製糸づとめはなおつらい
これも過去の話ではなく、今でも
スウェットショップでの低賃金労働の問題がある。
天蚕倉庫は、
大正15年4月 会社設立(商号:帝国蚕糸倉庫株式会社、資本金300万円)
大正15年7月 北仲通本庫(A~D)で営業開始
天蚕倉庫ホームページ、会社沿革より引用。
帝国蚕糸倉庫だもんね。
ここでの帝国は、大日本帝国を示す。
琉球、蝦夷、台湾、朝鮮、満州
が、この時代の帝国の領土か。
続いて馬車道を抜け、
伊勢佐木町へ。
。
ここは、横浜松坂屋。
アールデコなエスカレータがステキ。
昭和ブームとおっしゃいますが、
ここは大正、明治を感じます。
こんな場所はそうは無いはず。。
これは、屋上に描いてあった横浜日劇。
絵に描いてある映画は以下。
ブルースリーの「燃えよドラゴン」
黒沢明をパクった「荒野の7人」
放射能を口から吐く怪獣「ゴジラ」
中村錦之助の「笛吹童子」
沢島正監督の「ひばり・チエミの弥次喜多道中」
あと、長谷川一夫主演の「忠臣蔵」
であろう。
松坂屋で「シチューハンバーグ」と
お店の前のワゴンで売ってた
小沢栄の鬼軍曹vs池辺良と李香蘭
出演の「暁の脱走」のDVD買って帰った。
千円だった。
松坂屋ももうすぐ無くなるそうです。