あとだしなしよ

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スリーマイルのメルトダウン

2011年10月10日 | 原発
現在でも福島第一原発の炉心が、本当はどうなっているかは分かっていません。
水をかけると温度が下がるので、まだ炉心にのこっているという見解もあります。
@hayano 圧力容器の上から水をスプレーしたら急激に温度が下がった.圧力容器内にもまだ熱源(燃料)があったと推定される. @yoockin: 何を意味するのでしょうか。炉の破損が大きくなった?@hayano: 圧力容器下部温度の推移グラフ→ twitpic.com/6xk577

私は1号機の溶解はひどく、2,3号機はそれほどでもないような気がします。(最初の1ヶ月くらいで溶融は止まって、その状態を保っているとか。。大甘な見方ですが使用済み燃料棒と同じ感じ。でも4号機の例を見るとかなりの高温になるようなので、それは無いでしょうか。)
スリーマイルとチェルノブイリの中間のような気がします。

以下はスリーマイル。





スリーマイルのものかわかりませんが、メルトダウンした燃料棒の画像。

Three Mile Island Clean-up (1 of 2) - YouTube
Three Mile Island Clean-up (2 of 2) - YouTube
スリーマイルの解体作業のドキュメント。水素爆発してないので、炉心にカメラを挿入したりしてかなり作業はしやすそうです。福島第一にくらべて、炉心の大きさも小さいようです。
いずれにしても大変厳しい作業になりそうです。(4台あるし…)

原子力安全・保安院の見解。
http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110606008/20110606008-2.pdf


これはチェルノブイリ原発の溶けた炉心。『象の足』と呼ばれています。こうなっては回収など不可能に思えます。

福島第一でもメルトダウンは止められなかったとしても、水素爆発は止められたと思います。個人攻撃をするわけではありませんが水素爆発を止められなかった、斑目春樹氏は辞任して欲しいです。1号機が爆発した時点で、2号機はたまたま穴が空きましたが、3,4号機が爆発するのは解ったはずです。なにも対策しなかったのは、何故なのでしょうか?????????(「ドリルで穴開ける」をしなかったのはなぜ?)

斑目春樹とはー現原子力村村長。福島原発事故の最大の原因といわれる人物。最近は、福島市や郡山市の学校での放射線被曝に困った文部科学省に助言を求められて、福島の子供には20ミリシーベルトまで浴びさせてもよい、と返事したらしい。

http://www.youtube.com/watch?v=ZIwTSN8f8P0&feature=player_embedded

2011.03.22(火) 参議院 予算委員会 福島瑞穂

福島瑞穂:「斑目原子力安全委員長にお聞きします。12日の朝、総理といっしょにヘリコプターで行き、大丈夫だと、水素爆発はない、というふうにおっしゃったのは事実でしょうか」

斑目春樹:「はい、あのー、えーと、総理と現地に視察に参りましたあいだ、えーと、総理に対して原子炉のしくみがどうなっているか説明させていただきました。えーと、その段階において、水素が発生している恐れがあるが、えー、格納容器まで出ても、そこは窒素しかないので、爆発の恐れはない、というふうに申し上げました」

福島:「水素爆発起きたじゃないですか。大丈夫だ大丈夫だ水素爆発はないと、12日の朝、総理にあなたが言ったことで、楽観的な見通しになったのではないですか。責任があると考えますが、いかがですか」

斑目:「わたしが申し上げたのは、あくまでも格納容器の中の話でございまして、建屋での爆発については言及してございません」

福島:「水素が出るというのは格納容器から出てるわけじゃないんですか。斑目さん、2007年、平成19年2月16日、浜岡原子力発電所の裁判の証言で、非常用ディーゼル発電機が2個とも起動しない場合に大変なことになるのではないかと質問を受け、『そのような事態は想定しない。そのような想定をしたのでは原発はつくれない。だから割り切らなければ設計なんてできませんね』と言っていますね。割り切った結果が今回の事故ではないですか」

斑目:「たしかに、割り切らなければ設計はできないというのは事実でございます。で、その割り切った、割り切り方が、正しくなかったということも、我々十分反省してございます」

福島:「反省とはどういうことですか」

斑目:「今後の原子力安全規制行政においては、原子力安全委員会というところは、いろいろと意見を申し上げるところでございますけれども、抜本的な見直しがなされなければならない、というふうに我々感じております」

福島:「裁判でいつも、非常用電気ディーゼルが、作動しない、地震のときに。これ争われてきたんですよ。あなたは、そんなことを想定してたら原発はできないと言ってるんですね、その責任はどうなるんですか」

斑目:「責任という意味がよくわからないんですが、今回の事象というのが、決して言ってはいけないことなんですけど、想定を超えたものであった、で、想定を超えた、想定を誰がしたかというと、ある意味では…(野次)あ、そのとおりでございます、想定が悪かった。で、その想定について、世界的に見直しがなされなければならないものと考えております」

福島:「裁判で、こういうことが想定されると言われ、あなたは原子力安全委員長として、『そんなこと想定されたらつくれないよ』と言ってきたわけです。その責任はどうなんですか」

斑目:「わたくしとしても、またわたくしだけでなく、わたくしと意見を交換している原子力の専門家の大多数の意見を総合して申し上げたわけでございますので、わたくし個人の責任というのは別に取りようがあるのかもしれませんが、これはある意味では原子力をやってきたもの全体として考えなおさなきゃいけない問題だというふうに考えているということでございます」

福島:「驚きです。裁判でこれは争点だったんですよ。指摘されてるんですよ。想定されていたんですよ。それに対して、そんなことはないとあなたは言って、原子力安全委員長としてやってきたんですよ。その責任があるじゃないですか。あなたが言っていたことが、あなたが大丈夫だと言ったことが起きたんですよ」

斑目:「あの、わたし個人としてもそう申し上げましたし、わたくしは当然、ある意味では原子力をやっている者全体の専門家の意見を、まあ代表して申し上げたというつもりでございますので、その点ご理解いただければと思います」

福島:「委員長は責任をとるべきです。またそう言ってきた人たちが、きちっとこのことについて反省あるいは謝罪をすべきです。斑目さん、謝罪をする気はありますか」

斑目:「原子力を推進してきた者のひとりとして、わたくし個人としては、もちろん謝罪する気はございます」

福島:「12日の朝、あなたが総理に楽観的な見通し、水素爆発はない、大丈夫だと言ったことが、見通しを狂わせたんじゃないですか」

斑目:「あの、えー、この説明は、あくまでも、水素は発生しますとまで申し上げました。で、それがもうすでに圧力逃し弁というので格納容器に出ておりますという説明をしました。しかしながら、格納容器まで出ても大丈夫でございます、なぜならばそこには酸素はございません、という形でご説明申し上げたわけでございまして、総理の判断がそれで甘くなったとか、そのようなことはないというふうにわたしは理解してございます」

福島:「原子力安全委員会がミスリードをしたんですよ。事態は深刻じゃないですか。だってあなたの立場からいっても想定外のことが起きてるんですよ。前人未到のことが起きてるから、そこで助けてくれって言うべきじゃないですか。世界中に対して」

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011043001000786.html

斑目春樹原子力安全委員長のデタラメ: 藤枝市民の憂鬱・溜息・動揺・ふくしま

ヘリクツと理論武装で逃げてるしか思えない。斑目氏の発言を真摯に受け取るなら、日本の原発は動かせないはずです。

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1 コメント

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斑目氏 (みじー)
2011-10-20 21:06:11
この間、風間代議士と会って原子力安全委員会の現状の説明を受けた時も、彼の名前は出てきました。シンプルに辞任していただくしか手はないと。

全くを持ってそれしかないと思いました。
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