あとだしなしよ

Japanese text only..
落書きブログです。
報道記事の全引用は元記事消去への対応です。m(__)m

ドクター・フー 第一話

2006年09月25日 | 外国映画
ドクター・フー..NHK BSで始まった、BBC制作のドラマを見ました。


Kraftwerkの「Showroom Dummies」のようにエイリアンに操られたマネキンに襲われる二階建てバスの街ロンドン!人類は絶滅の危機!!ヒロインはドクター・フーと共にエイリアンのアジトに潜入するがドクターはマネキンに捕われ絶体絶命…
  
 大学には行けなかった…
  仕事もポシャってしまった…
  でも…体操部ではエースだったっ!!


この言葉を胸に、彼女はマネキンに蹴りをくらわし、人類を皆殺しの危機から救うのであった。

いえーい!
そうでなきゃー、いけねえ。

ロンドンの街並を眺めるのも、楽しきかな…あれはビッグベンかテームズ川か…

阪神、貯金20で3ゲーム差

2006年09月24日 | 阪神タイガース
阪神のことなどをひとつ…

阪神が巨人に4ー1と勝利し、中日がヤクルトに敗戦し3ゲーム差。先発福原(12-4 2.08)は6回1失点と好投。136キロくらいのカットボールを左バッターの内側に投げ込んで巨人の左の強打者を抑えていました。ウイリアムス(2-2-2S 1.82)が150キロ近い速球とスライダーで2回を好調に抑え、藤川(5-0-14S 0.62)が1回を0に抑えて逃げ切り。藤川は真っすぐのキロ数が150を超えず、本調子じゃない感じ。野手ではセカンド藤本(.245)が再三の美技で盛り上げ。バッターでは浜中(.299)が2点タイムリー等好調を持続。
赤星 .271  0
関本  .283  9
シーツ.310  18
金本  .310  22  
浜中  .299  18  
鳥谷  .295  13 
矢野  .266  16 	  
藤本  .245  3

これで9月は13勝3敗と驚異的な勝率!阪神が貯金20で中日が26。中日の残り試合数が5試合多いので追い抜き切るには、いまの成績にプラスして最大2.5+ゲーム差がある感じですが、阪神としては数字は関係なく一つずつ勝ってくしかありません。今の勢いは2003年の前半戦の勝ちまくっていた時期と同じくらいの勢いがある。選手たちが口を揃えて言う「可能性がある限り、絶対あきらめない!」の言葉どおりの結果となっています。
来週のローテは広島戦、安藤(7-3-1S 3.67)ー井川(11-9 3.43)ー杉山(3-4 3.33)で、中日戦、下柳(11-11 3.30)ー福原ー安藤かな…
中日 	75 	49 	5 	.605 	M12
阪神 	75 	55 	4 	.577 	3
ヤ 	 64 	 64 	 2 	 .500 	 10
巨人 	62 	71 	2 	.466 	4.5
広島 	56 	70 	5 	.444 	2.5
横浜 	52 	76 	3 	.406 	5

来週からの2週間が目のはなせない結果となりますように。

明日は高校生ドラフト。
阪神は堂上内野手を中日、巨人との競合で指名するようですが、どうなりますか。。個人的には高卒の良いピッチャーを取ってほしいのですが、最近パリーグにこの手の投手が行ってしまうので田中将大、増渕、大嶺、前田のうち二人はセリーグに来て欲しい感じもします。
#しかしハンカチ世代ってなんだよ!アホちゃう?

新横浜

2006年09月21日 | 気まぐれ徘徊記(デジカメ)
・場所:横浜、新横浜、日産スタジアム 2006年9月20日

本日のナビスコ杯の準決勝で、ようやく新横浜の競技場の中に入りました。ここの隣の隣の駅に私の高校の母校があったりします。


1996年は建設中でした。本日観戦したごひいきのチームは負けてしまいましたが…
このスタジアムで、こんな事件(事態か…)があったそうです。
>>
「自民党」のぼり立ててJ1観戦 マリノスが抗議
2006年09月13日11時02分

 横浜市の日産スタジアムで9日にあったJリーグの試合会場で、横浜、川崎両市選出の自民党議員らが支持者約2000人と観戦した際、スタンドに議員名や自民党と書かれたのぼりを立てるなどしたため、ホームチームだった横浜F・マリノスが同党横浜市支部連合会に抗議していたことが、13日分かった。

 9日は、横浜F・マリノスと川崎フロンターレによる神奈川県内チームの対戦が行われた。これに合わせ、横浜市連は市連の結成50周年記念で、国会、県議会、市議会議員と支持者による応援イベントを行った。

 横浜市連の藤代耕一幹事長によると、スタンドの一角をひもで区切り、自民党専用席とした。支持者を誘導する際、議員名や自民党と書いたのぼりを立てたという。

 さらに、ハーフタイムにはマイクを使い、議員らが支持者向けにあいさつした。「自民党」の文字が入ったうちわも支持者に配ったという。

 これに対し、マリノス側は「チケットを用意する際、政党の宣伝活動は一切しないと約束していた」として、会場で抗議した。

 その後、サポーターら約30人から「マリノスはスポーツを政治利用するのか」と抗議の電子メールが約30件届いたため、12日に改めて横浜市連に抗議したという。

 マリノス事務局は「応援して盛り上げてくれるのは大変うれしいが、政党の宣伝をしてもらっては困る。今後は注意したい」としている。

 一方、横浜市連の藤代幹事長は「一般の来場客に支持を呼びかけたわけではないが、誤解を招いた点があるとすれば、おわびする」と話した。
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ああいやだ。。。
本日。安倍晋三とかいう人が自民党の親玉になったそうです。これの選挙活動だったのかな…そういえば今日、新横浜の駅がまた工事中だったな。地下鉄の駅になった反町の駅がダサイ外見で完成していたなあ。。あの鉄橋はどうするのかな。


赤線地帯

2006年09月03日 | 日本映画
赤線地帯
1956年、昭和31年 大映
監督:溝口健二
出演:若尾文子、三益愛子、町田博子、京マチ子、木暮実千代

昭和31年頃の売春防止法公布前の吉原を描いた作品で、平安時代の「山椒大夫」の奴隷屋敷をカメラの前に蘇らせた溝口健二が、当時の吉原の売春パブ「夢の里」の世界をリアルに再現した感じがした。(進藤英太郎が店の主人…)格調高い京都島原の置屋を描いた「噂の女」とは大分異なり、敗戦と売春への世論からのバッシングを受け不景気な吉原は、生活苦がにじみ出てくる。しかし老女中の浦辺粂子さんが言うには「昔、女たちは大名のお妃みたいに着飾っていた」という場所だったらしい…妖艶で高貴な役柄が多かった木暮実千代さんのオバサンの演技は面白く、病弱な夫に飯を食わせてあげる小さなラーメン屋のシーンは、大監督溝口と名カメラマン宮川一夫がこんな貧相なシーンを撮るのか…と思わせるほどのわびしい、さみしい感じが伝わって来ました。でもラーメンはとっても美味そうです。
一人息子に見放され発狂してしまう未亡人の売春婦のゆめ子が、狂ってしまった時に歌う「満州娘」が印象的…彼女は青春時代に満鉄で結婚式を挙げたそうである…

あたしゃ 十六  満洲娘
春よ 三月  雪解けに
インチュホワが  咲いたなら
お嫁に行きます  隣村
ワンさん待ってて 頂戴よ

ドラや 太鼓に  送られながら
花のマーチョに  揺られてく
恥ずかしいやら  嬉しいやら
お嫁 に行く日の  夢ばかり
ワンさん待ってて  頂戴ネ


作詞:石松秋二 作曲:鈴木哲夫

大日本帝国的プロパガンダか、大財閥のコマーシャリズムが生んだ曲か…
逆に客たちから金を稼ぎまくる売れっ子No1の若尾文子さんのやすみは、儲けた金でお店を開く…しかし、京マチ子さんは「雨月物語」で演じた、中を浮いているかのような平安時代のお姫様とはまったく逆の、関西のあけっぴろげな娘さんを演じています…芸が広いというか…飾らないというか…度量の深さを感じました。
売春小屋の女たちを描くことにより、当時の社会状況が見えてくる感じがしました。

溝口健二監督の遺作となってしまった作品…

山椒大夫

2006年09月02日 | 日本映画
山椒大夫
1954年、昭和29年 大映

監督:溝口健二
出演:田中絹代、花柳喜章 、香川京子、清水将夫、進藤英太郎

時代は平安時代、森鴎外の有名な安寿と厨子王の短編の映画化。
山椒大夫はナマズヒゲメイクの進藤栄太郎。彼は天皇の領地を管理している政府の役人。越後(新潟)で人買いに拉致、誘拐された安寿と厨子王は水路で丹後の由良の港へ…そこから山椒太夫の屋敷へと買われて行く。。山椒大夫が行う前近代的で人権無視の支配統治のシーンでは、支配者側の野蛮、残忍性が白黒の画面からあふれてくる感じがする。奴隷たちは暴力で支配され、その人生に自由は何も無い…脱走を試み失敗し焼ごてを当てられる人、病気になり生きたまま捨てられる人…安寿と厨子王の母親(田中絹代)も人買いに騙され、子供たちと生き別れ自分は売春婦として佐渡に売られてしまう…
奴隷生活の描写や安寿の入水シーン、足を切られ、光を無くした田中絹代の身を削った演技など見所満載。清楚な香川京子さんの美しさや、映像も話も文句無く面白かったです。

第28回(1954年度)キネマ旬報ベストテン 第8位

原作も読めます→ 青空文庫:山椒大夫

溝口健二の映画-予告編 ORICON STYLE 映画

松田映画社:瀧の白糸

吉野セーブで復活

2006年09月02日 | 阪神タイガース
阪神 5-3 横浜

阪神タイガースの左腕、吉野投手が復活のセーブ。(プロ初セーブかな!?)
2点をリードした9回裏に登板し、シュート、スライダー、ストレートの切れも良く(Maxは138kmくらい)横浜のクセのある上位打者、石井啄、藤田、金城を三者凡退に抑えた。シーズンの中盤あたりからなんで吉野を使わんのだと思っていましたが、やっと岡田監督が重要な場面で使いました。ワンポイントでも十分に結果をだしてくれるんだから、リリーフが苦しい今、小刻みなリレーも覚えた方がいいんでないの?岡田監督ってかんじです。


吉野誠投手
阪神タイガース公式サイトより


阪神は鳥谷のライトスタンドへの打った瞬間それとわかるツーランホームランで先制し、続く矢野もレフトスタンドへホームラン。杉山も2点タイムリーと7回三失点と投打がかみ合い勝利しました。
ゲームセットの時の吉野投手はとても嬉しそうでした。
おめでとう!!
優勝は難しいかもしれないが、貯金20を目指して最後まで戦って欲しいですね!!!!
1 	中日 	65 	41 	5 	.613 	M25
2 	阪神 	62 	52 	4 	.544 	7
3 	東京 	57 	55 	2 	.509 	4
4 	巨人 	55 	64 	2 	.462 	5.5
5 	広島 	50 	59 	5 	.459 	0
6 	横浜 	47 	66 	3 	.416 	5

2006年9月1日現在


残菊物語

2006年09月01日 | 日本映画
残菊物語
1939年,昭和14年 松竹
監督 溝口健二
出演者 花柳章太郎, 森赫子, 河原崎権十郎, 梅村蓉子

第2次世界大戦勃発の年に作られた古い映画ですが、映像の完成度やお話のテンポ?など戦後のものとあまり変わりがない感じでどんどん物語に引き込まれてしまいました。画像や音声が劣化してなければ、昭和30年前後の作品と変わらない完成度で「雨月物語」を作った溝口健二はもうここにいると思えました。監督の十八番の"ワンシーン・ワンカット”が確立された作品だそうです。(ほとんどのシーンがそうだったかな…役者のアップは殆ど無い)多彩で自由な映像もこの映画の見所で、100m近い長い道のセットを少しずつ歩いて行くローアングル(1段下から見上げるように撮影)からの会話シーンや、後半にヒロインの元に駆けつける主人公を足下から見上げるように捉えたシーン、道頓堀での船のシーンなどが印象的でした。映画の中に歌舞伎のシーンがあるのですがこちらも良くて、無理な願望ですがカラーで見たいなというより、その豪華絢爛であったであろう昭和初期の舞台を見たいものだと思いました。2時間を超える長めの映画でしたが最後まで飽きずに面白く見られました。

第16回(1939年度)キネマ旬報ベストテン 第二位
1939年 [ザ・20世紀]