工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

東京港に「めずらしい船」を見に行く

2023年05月20日 | 船だって好き
 今から四年前のこと、このブログで「東京みなと祭」の記事を書いたことがありました。今週末は実に4年ぶりのリアル開催で、しかも場所を晴海ふ頭から船の科学館至近の「東京国際クルーズターミナル」に移してこのお祭りが開催されています。私も本日出かけてきました。ゆりかもめは途中まで相当な混雑でしたが、お台場海浜公園、台場を過ぎるとだいぶ空いてきました。今日は午前中があいにくの曇り空で、ときどき雨も落ちていました。
 この「東京みなと祭」ですが、これまでも「めずらしい船の展示」ということでさまざまな機関が保有する船の公開が行われています。今年は東京都港湾局の浚渫船「海竜」と海上自衛隊の試験艦「あすか」でした。「海竜」はこのイベントおなじみですが「あすか」の方は今まで乗艦したことがなく、私にとっても「めずらしい船」となりました。


 「あすか」は将来的に艦艇に装備する機器、武装をテストするための艦船で、同型艦のない1隻だけの船となります。固定武装がないため、前甲板は物足りなくも感じます。

(クルーズターミナル4階から撮影)

艦橋を後方から見たショット。

ヘリコプターの格納庫。他の艦艇とはつくりも含めて少々異なります。

(ブレてしまいましたが)魚雷の発射管があります。

主砲がないだけで、後は普通の護衛艦とは変わらないじゃないか、というところですが、舷側の通路は他の艦艇と比べても少し広めにとってあります。

上から見るということも少ないと思いますので、クルーズターミナル4階から撮った写真です。


「あすか」は試験艦という性質上、艦形を変えたりしながらの運用となっていて、今後もそれは変わらないようです。

こちらは「海竜」です。


ターミナルの2階では、商船などの民間船舶を中心とした模型の展示も行われていました。

(日本郵船の「新田丸」。のちの空母「沖鷹」)

(同じく「浅間丸」)

(貨客船「帝亜丸」。もともとはフランスの「アラミス」という船でしたが、日本の仏印進駐ののち、日本船として運行されました。「アラミス」の模型もありました)

(東京港ゆかりの船舶ということで、大島航路の「橘丸」)

(漁業に使われる船舶も。こちらは捕鯨船です)(5月21日追記。写真を間違えておりました。正しいものを掲載しました)

ということで久しぶりの船と港を楽しみました。ターミナル内では国、自治体等さまざまな機関がブースを出していて、お土産もずいぶんいただきました。お土産をたくさんいただいたというのは豚児も一緒だったから、というのもありますが。
海上自衛隊からはシールや缶バッジをいただきました。ありがとうございました。


みなと祭、21日も開催されます。
(5月21日に一部訂正しました。)


 
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