工作台の休日

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F1日本GP 2023 こぼれ話 その1

2023年10月05日 | 旅のあれこれ
 日本GPの話を何回かに分けて書きましたが、書ききれないことやレース周辺の話なども書きましょう。
1  暑い、熱い・・・
 今年の日本GP、とにかく暑さが半端なかったです。初日の金曜は蒸し暑さ、土日は乾燥していましたが肌に刺すような暑さでした。以前も9月にF1はありましたが、その時に比べても相当な暑さで、今年の高温ぶりを象徴していました。金曜はあの手この手で水分補給しました。こちらの凍らせたジュースはパンや菓子でおなじみのドミニク・ドゥーセさんのお店のものです。

 金曜日は自販機の飲み物も早々に無くなったとかで、土日はあらかじめ名古屋で買ったお茶のペットボトルを持ち込みました。
 金曜は暑さに少々まいってしまい、夕食はホテル近くの店で親子丼を食べました。名古屋コーチン使用ということで少々贅沢ではありますが、食べながら「うんうん、こういうシンプルな味でいいんだよ」と心の中で呟いていました(って井之頭五郎かよ)。昔は味噌カツだ、ひつまぶしだと名古屋名物をいろいろ試したものですが、今は大人しくなりましたし、食後はスイーツまで行かなきゃ、だったのが最近ではコンビニのカットフルーツで果物を摂取したいとなっており、年を取ったというのもありますが、健康的なものです。
2 アクセスは何が便利なの?
 サーキットまでのアクセスは毎回考えさせられます。往復名古屋⇔鈴鹿サーキット稲生で、特急の指定席となれば楽ですが、特に帰りは指定席が取れないため、行きはともかく帰りの手段を考えながらとなります。昨年はサーキット発名古屋行きの高速パスを使いましたが、高速に乗るまで時間がかかり、それがストレスだったりしました。
 皆様SNS等でお勧めのアクセスを紹介したり、当日の混雑状況を上げているので参考になります。今年は土日については名古屋から津まで近鉄で、津からサーキットの往復でバスツアーに入りました。結論から言うとバスの乗車時間もそれほど長くなく、帰りは渋滞もありましたがストレスにならない程度でした。特に日曜は予想以上に早かったし。また、金曜帰りの平田町経由も金曜日の時点ではF1関連の方は少ない印象でした。さすがに土日はだいぶ混んだと聞いていますが、電車が30分ヘッドで発着しており、道中立っていくことを厭わなければこの方法もありです。伊勢鉄道も金曜からスタッフを確保して混雑対策をしていたと聞いています。以前のようにJRが波動輸送の客車や気動車を総動員、ということができないため本数は限られますがサーキットが駅から近いということでは魅力でしょう。
 近鉄の白子からのシャトルバスも朝のうちは空いていたようです。帰りは2時間待ち、なんていう話も聞こえていました。交通手段の選択はギャンブルなところもありますが、自分の予定と懐具合で決めたいところです。
 ちなみに近鉄の「ひのとり」は以前も書きましたがとても素晴らしく、やはりバスツアーに合わせて津まで乗った方が「とても快適で1時間弱の乗車がもったいないくらい」と話しているのが聞こえました。アーバンライナーもビジネス特急として素晴らしいほか、かつてのスナックカー12200も特急として必要なものは揃っている車輌でしたが「ひのとり」に関しては近鉄がフラッグシップトレインとして考えているのがわかるように思います。



3 ニッポンダイスキ!?
 日本グランプリを走ったドライバー達ですが、何人かが特別なカラーリングを用意したヘルメットで出走していました。アストンマーチンのアロンソは墨で描いたような寺社仏閣と日の丸をイメージした柄が目を引いていました。ルイス・ハミルトンは何とイラストレーターの空山基氏とコラボしたヘルメットを用意しました。シルバークロームで同氏のイラストの世界観が凝縮されており、バイザーのところに蛍光イエローがさしてあるというのも斬新です。もともとハミルトンが空山氏の大ファンで、ハミルトンがお願いして実現したそうです。空山氏のアトリエをハミルトンが訪れたときの様子も本人のSNSに出ていましたが、憧れの人に会った嬉しさがにじみ出ているような感じで、こんなところに「人間・ルイス」が見え隠れしたように思います。
 また、エステバン・オコンは「筑波(サーキット)でドリフトしたい」と記者会見で話したそうで、独特の車文化が世界に知られているというのも興味深いです。
 お忍びで(?)国技館を訪問したジョージ・ラッセルは熱海富士と記念撮影をしてNHKの中継に映ったものの「海外からのお客様」としてスルーされてしまったようで、私服でサングラスじゃ分からないですよね。

4 決勝日のセキュリティチェック
 決勝日にセキュリティチェックがあることは初日の時点で知らされており、昨年の鈴鹿訪問で味をしめた総理が再訪するのかとか、久々にやんごとなき方が訪問されるのではなどいろいろな噂もありましたが、単にチェックだけでVIPの訪問はありませんでした。私のリュックは2室構造のため、上と下の両方を開けるように言われました。下側に雨具を入れてあるだけなので、何の問題もなく通過できました。一説には欧州のサーキットなどで発煙筒が焚かれたりするのでそれを防ぐためとか、人がたくさん集まるところ故、安全対策も大事になってきますが・・・。ちなみにイタリア・モンツァでは持ち込み禁止の物品の中にチェーンソー(!)があるとTVで言っていました。モンツァは緑豊かな国立公園内にあり、木の幹や枝を切って即席の観覧席を作られても困る、ということなのでしょうか。

5 屋台の料理は高い?安い?
 物価高の昨今、サーキットで買う料理も値段はさまざまといったところです。昔ほどたくさんは食べませんし、価格的には野球場とさほど変わらないところもありました。食事は1食1000円でなるべく抑えましたが、軽く2000円くらいいっちゃう弁当もあったようです。私は飲みませんでしたがお酒は缶ビールが500円ということで、他のお酒もそれくらいから、というところが多かったと思います。表彰台で使われるスパークリングワインはコップ一杯でもっと高かったですが。野球場でも生ビール1杯が800円、900円と言っているご時世ですから、極めて高いという訳ではないようです。今年の場合は暑さもありましたので、食べ物は火を通してあっても買ったら早めに食べるとか、衛生面で気を使ったように思います。
 
つらつらと書いてまいりましたがまだ書き足りないので、続きます。なぜか一般のニュースネタになってしまった件のことも書きたいですから。

 
 

 
 
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