●苔玉ごろごろ、だから苔想●●【道草めも】

~苔玉【Moss ball】という、緑の地球。野想系~

●よしよし、ほほほ。

2009年09月29日 | 番外編<植物>
散歩道のヨシです。
秋風にさわさわ揺れて、穂が顔をだしました。秋だなぁ。

【葦、芦、蘆、葭】(ヨシあるいはアシ)イネ科の多年草
外来植物に押されて、ここのアシも減りつつあります。

この川向かいよりやや大阪寄りに、有名な「鵜殿の葦(うどののよし)」(大阪府高槻市)があります。
今も毎年2月に葦焼きが行われ大事にされています。いちど見に行きたいなぁ。

■鵜殿の葦
面積75ha(甲子園球場約18個分)で淀川最大の河川敷。
鵜殿に生えるヨシは、高さ3mもある大形のヨシで太く弾力性に富んでおり
雅楽で用いられる楽器、篳篥(ひちりき)の吹き口として珍重されてきました。
江戸時代には貢物として献上され、
昭和20年ごろまで、毎年100本ずつ宮内庁に献上されていたそうです。
40年ほど前まではヨシズや寒天すだれ等の材料として大量に使用されていました 。

葦は春に新芽を出して夏に成長し、その間多くの窒素やリンを吸収して水を浄化すると共に、
たくさんのCO2を吸って地球温暖化防止にも役立ちます。
多年草ですが、茎や葉などの地上部分は1年で枯れるため
そのまま放置しておくと、再び分解されて吸収したCO2等を放出してしまいます。
また、放置された葦は、新たに芽吹く葦の育成の妨げになり葦は減っていきます。







▼キンエノコロ。




▼彼岸花もそろそろ終わりです。
日本の彼岸花は、タネを結ばない遺伝子しかもたない、のですが
いつも気になるこのふくらみ。タネになりそうな姿なのに。 

日本の彼岸花は、染色体が3倍体だからだそうです。詳しくはコチラ → ヒガンバナ




▼こちらもふしぎ。ヤブガラシ。
ふつうに見られるこの実、関東地方では見られないんだとか。

ヤブガラシには染色体が2倍体のものと3倍体があり、
実がつかないヤブガラシは3倍体で、実がつくのは2倍体。→ 偶数でないと繁殖ができない。
東日本では3倍体がほとんどで、中部以西では2倍体が多い。



もう黒く熟した実も。



▼野薔薇の実、そろそろ色づいてきました。これは早熟派。



▼木々が葉を減らし、見上げる空も大きくなってきました。




▼広い広い緑の中でモネ





まだ走ると暑いね。





▼犬をクリックすると画面を散歩します♪
カーソルでなでなですると、よろこび、
クリックすると走り出します。「閉じる」は左上。


初秋の散歩はまだ緑。これから葉を落とし色がくすみ、茶色の散歩に変化していきます。
モネ、同じ色やから目立ちにくくなるね。

♪エンヤです。

Angels




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ブログを始めたのは糖尿病で目が不自由な愛犬「ルナ」がキッカケ。ハンドルネームは同じく「るな」です。趣味は苔玉づくり。つくりすぎて家の外も中も苔玉ごろごろ。植物名を覚えるのがもっかの目標です。
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