●苔玉ごろごろ、だから苔想●●【道草めも】

~苔玉【Moss ball】という、緑の地球。野想系~

●おしあいへしあい葉。

2009年07月24日 | 番外編<植物>
野原の葉、上にむかって幾重にもかさなって
エネルギーに満ち満ちています。

圧倒されるその勢い。ちょっとちょうだいよ、生きる力。

▲ハート型の葉。いいね。
【苦荷首烏】(ニガカシュウ)ヤマノイモ科のツル性多年草

この植物には、ニガイ思い出があります。
まぁ、そのお陰で名前をバッチリ覚えることができました。
●残念、む、むかご。食べられるんでしょうか? 2005年10月19日
●今年はだまされないよ。ニガカシュウの花。秋の証拠も咲きました。2006年09月06日




もう、ムカゴをつけていました。ゴツゴツ岩型。




▼カラスウリ



▼ぐっと小さなスズメウリ



▼ガガイモ



▼これがイチバンいけない葉。
【荒れ地瓜】(アレチウリ) ウリ科




また、昨夏と同じ景色を見ることができたんだね。
こんなことに小さな幸せ。


▼最近読んで、よかったなぁ~と感じた本です。
よくできたストーリーより、
人の心を感じることができる本がいいなと思うこのごろ。

著者は、スペインの経済学者ホセ・ルイス・サンペドロ
1917年生まれ。彼の名前を冠した公立高等学校が複数あるほど尊敬される。
一般向けの経済啓蒙書を多数執筆するかたわら、小説家としても才能を発揮し、
『エトルリアの微笑み』はスペイン国内で100万部を超える大ベストセラーとなり、
ヨーロッパ各国でも10万部以上のベストセラーとなって一世を風靡した。
90歳のときの著書。

小説の舞台は、イタリア、ミラノ。
地に足をつけて暮らしていた老人が、末期のがんのためミラノで暮らす息子夫婦の家ですごす日々。
そこで見出したよろこびは、13カ月の孫の存在。
心の深い底まで生きる喜びと、死を迎える時間の貴重な日々が描かれています。

老人はつぶやきます。
「人は、自分自身のためよりもなお、愛する者のために生きる」
喜びは、与えられるものではなく、待つものではなく、
自らがみつけるものだなと。まだまだ修行が足りません。

読んでいて、思い出した言葉があります。
 年々にわが悲しみは深くして いよよ華やぐ命なりけり 岡本かのこ





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ブログを始めたのは糖尿病で目が不自由な愛犬「ルナ」がキッカケ。ハンドルネームは同じく「るな」です。趣味は苔玉づくり。つくりすぎて家の外も中も苔玉ごろごろ。植物名を覚えるのがもっかの目標です。
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